すみません、人の名前ではなく…
柾(マサキ)という植物のお話です


先週の生け花の会で使ったメインの花材、それが柾です。
春先に、この花材を使うとわかってから、内心、うれしくて。


写真の中で、斜めに横に、張り出しているのが、それです。


これは、鼈甲柾(ベッコウマサキ)という種類で、特徴は、すらりと伸びていることと、葉は大きく、付き枝が多いことなど。


「鼈甲」というのは、海亀の一種のようです。
葉の模様がそれっぽいから、その名前になったのかな?


写真では、やや見えにくいですが、葉の縁は、黄色になっています。


拡大したものを紹介したかったのですが、サイズが大きくて、添付できないっ


…ときたところで、察しの良い方は、もうお気づきですね?


全部、相葉さんにひっかけてみました(笑)。


葉の縁の黄色は、にの、というイメージ。


この日、弟に、


「これ、マサキっていうんだけど、何マサキだと思う?」


と、ふっかけてみたら、


「『アイバマサキ』じゃないの?」


と。


アラシックな、すばらしいお答えですが、残念ながら私、「姫柾(ヒメマサキ:ベッコウマサキよりも葉が小さいマサキ)」しか存じ上げません(笑)


そういえば相葉さん、海亀の産卵に遭遇したそうで。
「鼈甲」の意味を調べていて、そのことを思い出し、思わずほっこり。


なんだか、全部がつながっていますね。


鼈甲柾は、ニシキギ科の常緑低木、ということなので、庭木にも使えるようです。
常緑なので、年中、緑+黄色の葉が見られるかと。


そして密かに、飾ったあとのベッコウマサキさんを、庭に根づかせられたら…とたくらむ私です(笑)。


…という、わりとしょうもないことを書きたかった記事です


おまけみたいになりましたが、作品は、ちゃんとした伝承花です。
ちょっとした癒やしになれば幸いです。


って、完全に、自己満足の世界ですね