6話まで観ました。
初回から、おもしろいとは思っていましたが、中盤になって、きてます!きてます!
予想外の大ヒットで、私もちょっと戸惑っています。


ていうか、最近、テレビに合わせて「マル、マル、モリ、モリ!」のダンスを踊りだしました。
大人なのに(笑)!


とにかく、キュンとして、ほっこりして、泣けます。


不器用だけど、めっちゃ良い人の護(以下、マルモ)、しっかり者だけどちょこっとナイーブな薫、甘えん坊だけど心優しい友樹。
この3人の関係性が、絶妙です。


マルモは、自分が子どもたちに「マルモ~」と言われても、怒りません。
亡き友の願いにふれ、テンパりながらも真っ直ぐに子どもたちに向き合い、信頼を得ていきます。
そして、その一生懸命さが、そこはかとなくかわいいです


薫には、幼くてもちゃんと「お姉さん」な言動が出ていて、ベタながらも、「私にもあった、あった」と思えるエピソードが結構あります。


実は、3話の録画に失敗し、途中からしか観られなかったのですが、そこで、「お姉さんなんだから、好きな(ほしい)模様のランドセルがなくても、我慢できるよな」とマルモに言われる場面があったらしく、
「ああ~、姉って、こういう扱いされるよな~」
と…しみじみ。


言われなくても、自分から遠慮していたような記憶もあります。


友樹は、気が弱いところもあるけど、めっちゃ優しくて、素直。
姉である薫を慕い、しっかりフォローしようと、いつもがんばっています。


結構、ファインプレーやっていますよね。目立たないところで。
皆の関係性を良くする、潤滑油みたいな存在です。


彼らを取りまく大人たちにも、悪人キャラはいません。
大家さん親子、職場の先輩後輩、憧れの人…。


マルモの後輩のわかりやすい恋心とか、少々空回り気味な担任の先生とか、これもベタだけど、楽しいです


加えて、過去、複数回あった、マルモ宅の玄関での、
「え~~~っ」
の場面が、すごく好きです(笑)。
皆様、表情がすばらしい
ツボにはまっています


あと、キャッチボールの練習を観ていて、ああ、あんなふうに、ゴムボールで始めたら、女の子でもできるな~と思いました。


自分の子どもには、野球を好きになってほしいと思っています。
それは、いつになるかわかりませんが…。


キャッチボールもしたいですが(私はボール投げが苦手なので、野球好きな夫が頼り)、でも、女の子にはとっつきにくいから、無理かな~と思っていたので、良いヒントになりました。


…って、ここで、将来の話をしてどうする私(笑)


役者さんも、皆、楽しそうです。
愛菜ちゃんばかりクローズアップされてきましたが、実は、福くんの存在が大きいのでは、と思っています。


マニアックなところでは、ex.ジョビジョバの二人が登場しています。
マルモの同級生役で長谷川朝晴さん(初回だけですが)、薫と友樹の担任教師役で六角慎司さん。


10年ほど前、ジョビジョバがちょっと好きで、出ている番組を、毎週観ていました。
懐かしい~


ということで、ポイントありすぎなくらいのこのドラマ。


毎回出てくる、マルモの「おきて」(家族でのルール)にも、思わずうなってしまう隠れた名言があります。


今だからこそ、心に優しく響くドラマです。
これも、おすすめです。