すでに、最終話が終わってしまっていますが
7話です。


最近いろいろありすぎて、リアル→リピートしたのに、頭から内容が飛んじゃって
思い出すために、また、観てしまいました。





来島会長の病状が明らかになり、メインバーのバーテンダーを決める日が近づくなか、加瀬さんのひとことから、さらに葛藤し続ける溜くん。


今の自分に、メインバーのバーテンダーになる資格はない。
自分には、何かが足りない。
でも、それが何なのか、わからない。


溜くんは、寂しい笑顔を見せながら、美和さんに話します。
↑このときの彼の表情、好きです。


う~ん。
難しいなあ。
私も、「自分に足りないものは何だろう?」そう考えるときはよくありますが、考えても、答えは出てこないんだよなあ。
とりあえず、毎日を必死に過ごすしかなかったりして。


同時進行していたのは、早瀬さん(別所哲也さん)と君島さん(佐藤江梨子さん)のエピソード。


葉巻は、私にはほぼ無縁のアイテムですが、ヨーロッパでは、内祝いの品でもあったのですね。


来店のたびに、二人が一つずつ葉巻をふかす。
粋な演出ですね~。


カーディナルのイベントに参加した溜くん。
いろいろな場で着ているから、見慣れているはずですが、やっぱり、スーツ姿はステキです


この場でカギとなったカクテルは、「アンバードリーム」。
不穏な空気に包まれた会場を、このカクテルが救いました。


カーディナルの歩みを琥珀(アンバー)に例えて、場を収めた加瀬さん。
冷静な判断、バーテンダーとしての実力と自信、そして、優しさ。
さすが…としか言えませんね。


来島会長が去っていくとき、手を貸そうとした溜くんを、加瀬さんは引き止めます。
このときの、来島会長を見守る溜くんの眼が、なんともいえないなあ。
うん。好き


来島会長からの礼を伝える溜くんに、加瀬さんが助言。


「自分に足りないものを探す前に、お客様に何を与えることができるのか、身を削って考えろ」


考えるより先に、バーテンダーとしての本分を全うすること。
そうしていくなかで、自然と、自分に何が足りないのかが見えてくる。
加瀬さんは、そういうことを伝えたかったのだと思います。


三橋さんにあいさつするとき、「行って良かったです」と言う溜くんの笑顔がとってもステキで、私も、うれしくなりました
本当に有意義な時間だったものね。


来島会長に伝えた、自分の意思。
溜くんは、それを、勝ちたい、上に行きたいという思いではなく、自分をこの世界に引き戻してくれた方々への恩返しだととらえています。
なんだかとても、彼らしい考え方だなあ、と思いました。


この場面で来島会長が語った、メインバーの夢。
昔の自分と、なけなしのお金で飲んだ「ラパン」での思い出には、ジーンとしました


「ダイススタッキング」を使い、早瀬さんの背中を押す溜くん。
前半で、杉山さんが練習して残念な結果に終わった場面がありましたが、それが、ちょっとした伏線でした。


「大穴を狙って外すほうが…」と助言する三橋さんがステキですが、
その横で、伏し目がちにうなずく溜くんが、本当に美しい…
あのライトのせい?
それとも、あなたが少し大人っぽくなったから?


「時に人は、迷ったふりをする…」に始まる助言にも、ああ、そうかも…と思ってしまいます。
答えは自分の中にある、という、彼自身の気持ちの流れも影響していたような。


「お客様に小さな勇気を与えるのも、バーテンダーの仕事ですから」


くぅ~
めっちゃキザ


これまでも、キザな台詞は多くありましたが、これは、最高にキザだ
しかし、この瞬間の溜くんには、めっちゃ似合っている


抑え目な声が、さらにかっこよさを引き立てていて…
相葉さん、ステキ~


と、良い雰囲気で終わりそうな感じでしたが、「ラパン」には、悲しい報せが…。


というところで、最終話につながっていきました。





余談ですが、劇中に登場したダイススタッキングが、相葉さん、本当にできるようになってしまったそうですね(本人コメントによる)。
って、すごいな~。
できてしまうものなのですね。


忘れないうちに特技に加えてほしいし、にのとコンビになって、飲み会を盛り上げてほしいなあ。


すでにラストまで観ていますが、なるほど!そうだったかと思えることもあり、ちゃんと物語が着地した感じがしました。


メインバーのバーテンダーを決める。
最終話のエピソードは、ほとんどそれ一点に絞られています。
葛原に対する、溜くんのシビれる台詞もあり、濃い内容になっていました。


詳しくは、最終話のレポにて。


最後まで、よろしくお願いしますm(_ _)m