こんばんは
この1週間、地震のこと中心になっていましたが、もうそろそろ、少しずつですが、いつものブログに戻ろうと思います。
第一弾は、先週の今日に書こうとしていた、「バーテンダー」5話のレポ。
早く書きます!と書きながら、地震を理由に、ずっと後回しにしていました…。
すでに、6話も終わってしまいましたし
申し訳ありませんm(_ _)m
しみじみと、静かに歩き出すことも考えましたが、あえて、いつもの流れで書きます。
ただ、この5話も、かなりしみじみとしたお話だったので、非常に湿っぽい感じになりそうです
リピート鑑賞からも、時間が経ってしまって、だいぶ忘れてしまっています
半分以上、記憶をもとに書いております。
ご了承くださいませm(_ _)m
5話は、二組の親子の物語でした。
そしてそれらは、私自身の物語とも重なり、泣きながら観ていました。
この日に、このお話!
以前にも書きましたが、不思議な縁を感じました。
ゴッドマザーと呼ばれるバーテンダー・早苗さん(室井滋さん)と、娘で新進ピアニスト・マリさん(芦名星さん)との仲は険悪。
「ラパン」で、二人が偶然居合わせたときも、ケンカのとばっちりで、溜くんがカクテルをぶっかけられてしまうし。
ああっ!?彼になんてことを(相葉さんにぶっかけるなんて!)とか、一瞬思っちゃいました。
閑話休題。
早苗さんがそのときに勧めた「テイク・ファイブ」という名前を聞いて、私も、有名なジャズナンバーを思い浮かべました。
オリジナルではなく、初めに、女子十二楽坊のアルバムで演奏されていたのを聴いて、独特のリズムが好きになった曲です。
中盤で、早苗さんの意図を知ったマリさんが同曲を演奏する場面がありましたが、やっぱり、気持ちよかったです
5分休め、かぁ…。
カクテルの「テイク・ファイブ」の味も、気になりますね(飲めませんけど)
劇中では、早苗さんの店の名前にもなっている「テネシーワルツ」の曲とカクテルも、物語の重要な役割を担っていました。
早苗さんが、自分の人生を重ね合わせた「テネシーワルツ」の歌詞。
私もその歌詞を知っていれば、より物語に入っていけたかもしれませんが、今となっては、知らなかったのが、逆に良かったのかも。
そして、それと並行して、溜くんと父親との過去も語られていきます。
早苗さんは、溜くんが名乗ったときにピンときたのですね。
有名な政治家を父に持ちながら、それとは全く関係のない、バーテンダーという仕事を選んだ彼。
バーテンダーになりたい!と宣言したとき、二人の価値観は真逆でした。
それゆえに、面と向かって話すこともできず、死に目にも会えなかった。
最初にお店で父親の話をした場面で、ああ、もう亡くなっているのだろうな…とは感じていましたが、中盤でこの「死に目に会えなかった」という言葉を聴いて、
「あ…私も同じだな…。期待に応えられなかったのも、同じだ…」
じわじわっと、涙が出てきました。
マリさんが、今まで知らなかった義母の過去を知るまでの過程で、溜くんは、自分ができなくて後悔した、親と向かい合って気持ちをぶつけ合うことの意味を、彼女にそれとなく伝えていました。
お互いを思う気持ちがあるからこそ、言葉はぶつかるものだ、と。
彼のそんな思いは、早苗さんが病院に運ばれたという報せを聞いて、マリさんに早く病院に向かうように言ったときの表情にいちばん表れていました。
「早く!!」
周りの空気が一瞬、固まったように見えました。
「今、行かないと、絶対に後悔する」
自分のようにはなってほしくない。
お互いが元気なうちに、めいっぱい、気持ちをぶつけ合ってほしい。
ボロボロとこぼれる涙。
私の気持ちも、揺さぶられていました。
私も、成長すればするほど、父親とちゃんと向き合って、素直に話すことができなかった。
大事なことも。
そうでもないことも。
死なれてしまったら、文句も言えない。
愚痴もこぼせない。
それが、いちばん悲しい。
そして、去年、父親の愚痴をこぼす友人に、
「生きているだけで、幸せなことなんだよ。しょうもない父親だと思っていても、今のうちに、できるだけたくさん話をしてほしい。」
そう声をかけたことを思い出しました。
「親子の間には、笑顔の多いほうが良い」
早苗さんを支えるマリさんの姿を目にしたときの、溜くんのホッとしたような笑みが、本当に温かで、とても印象に残っています。
最後。
溜くんは、実は父親が、幼いころの自分をほめてくれていたこと、バーテンダーになったら、お気に入りの酒を飲ませてほしいと言っていたことを知ります。
そのお酒を父親に出す溜くん。
一口飲み、「おいしいよ」と優しくうなずく父親。
思わず笑みがこぼれる溜くんですが、いったんカウンターに目を落としたあと、再び上を向くと、父親の姿は、もうない…。
そう。
父親の姿など、初めからそこにはなかった。
でも、父親をイメージし、彼のために、心づくしの一杯をふるまった。
そのとき、やっと、父親と向き合えた。
最後まで、涙はなかった。
でも私は、グスクス泣いておりました(T_T)…(苦笑)
こんな日に、こんなエピソードに出会うなんて。
5話を観たのは、明けて3月5日。
奇しくも、実父の一周忌の日になっていました。
そのあとの私は…
別記事「3月5日」に書いた通りです。
あまりにも気持ちが盛り上がってしまったので、本気で、相葉さんにお手紙を書こう!!という気になっていました。
そうこうしているうちに、地震が起きてしまって、いまだに書けていませんが
というわけで、特別心に残る回になりました。
おまけのようになってしまいますが、溜くんと早苗さんの会話場面は、「マイガール」の一場面を観るようでした。
早苗さんの一挙手一投足にビビっていた三橋さんにも一票(笑)。
いつも冷静で穏やかな彼の、貴重なショットでした。
溜くんがヘルプで放りこまれちゃうくだりは、ちょっとコミカル+溜くんがちょっとかわいいぞ
時折見える、締まった顔つきを眺めて、
相葉さん、男前~
と素直に感じた5話でした。
5話は、ストーリー重視で観てしまったので、溜くん萌えポイント(笑)まで、なかなかたどり着けなかったですね~。
6話は、萌えポイントもありましたが、男前ポイントも結構ありました。
相葉さんのいろいろな表情を観ることができて、なんだか、幸せで、お腹いっぱいになりそうです。
また、詳しく書きます。
いきなり、めっちゃ長くなりました
読んでいただき、本当にありがとうございました
この1週間、地震のこと中心になっていましたが、もうそろそろ、少しずつですが、いつものブログに戻ろうと思います。
第一弾は、先週の今日に書こうとしていた、「バーテンダー」5話のレポ。
早く書きます!と書きながら、地震を理由に、ずっと後回しにしていました…。
すでに、6話も終わってしまいましたし
申し訳ありませんm(_ _)m
しみじみと、静かに歩き出すことも考えましたが、あえて、いつもの流れで書きます。
ただ、この5話も、かなりしみじみとしたお話だったので、非常に湿っぽい感じになりそうです
リピート鑑賞からも、時間が経ってしまって、だいぶ忘れてしまっています
半分以上、記憶をもとに書いております。
ご了承くださいませm(_ _)m
5話は、二組の親子の物語でした。
そしてそれらは、私自身の物語とも重なり、泣きながら観ていました。
この日に、このお話!
以前にも書きましたが、不思議な縁を感じました。
ゴッドマザーと呼ばれるバーテンダー・早苗さん(室井滋さん)と、娘で新進ピアニスト・マリさん(芦名星さん)との仲は険悪。
「ラパン」で、二人が偶然居合わせたときも、ケンカのとばっちりで、溜くんがカクテルをぶっかけられてしまうし。
ああっ!?彼になんてことを(相葉さんにぶっかけるなんて!)とか、一瞬思っちゃいました。
閑話休題。
早苗さんがそのときに勧めた「テイク・ファイブ」という名前を聞いて、私も、有名なジャズナンバーを思い浮かべました。
オリジナルではなく、初めに、女子十二楽坊のアルバムで演奏されていたのを聴いて、独特のリズムが好きになった曲です。
中盤で、早苗さんの意図を知ったマリさんが同曲を演奏する場面がありましたが、やっぱり、気持ちよかったです
5分休め、かぁ…。
カクテルの「テイク・ファイブ」の味も、気になりますね(飲めませんけど)
劇中では、早苗さんの店の名前にもなっている「テネシーワルツ」の曲とカクテルも、物語の重要な役割を担っていました。
早苗さんが、自分の人生を重ね合わせた「テネシーワルツ」の歌詞。
私もその歌詞を知っていれば、より物語に入っていけたかもしれませんが、今となっては、知らなかったのが、逆に良かったのかも。
そして、それと並行して、溜くんと父親との過去も語られていきます。
早苗さんは、溜くんが名乗ったときにピンときたのですね。
有名な政治家を父に持ちながら、それとは全く関係のない、バーテンダーという仕事を選んだ彼。
バーテンダーになりたい!と宣言したとき、二人の価値観は真逆でした。
それゆえに、面と向かって話すこともできず、死に目にも会えなかった。
最初にお店で父親の話をした場面で、ああ、もう亡くなっているのだろうな…とは感じていましたが、中盤でこの「死に目に会えなかった」という言葉を聴いて、
「あ…私も同じだな…。期待に応えられなかったのも、同じだ…」
じわじわっと、涙が出てきました。
マリさんが、今まで知らなかった義母の過去を知るまでの過程で、溜くんは、自分ができなくて後悔した、親と向かい合って気持ちをぶつけ合うことの意味を、彼女にそれとなく伝えていました。
お互いを思う気持ちがあるからこそ、言葉はぶつかるものだ、と。
彼のそんな思いは、早苗さんが病院に運ばれたという報せを聞いて、マリさんに早く病院に向かうように言ったときの表情にいちばん表れていました。
「早く!!」
周りの空気が一瞬、固まったように見えました。
「今、行かないと、絶対に後悔する」
自分のようにはなってほしくない。
お互いが元気なうちに、めいっぱい、気持ちをぶつけ合ってほしい。
ボロボロとこぼれる涙。
私の気持ちも、揺さぶられていました。
私も、成長すればするほど、父親とちゃんと向き合って、素直に話すことができなかった。
大事なことも。
そうでもないことも。
死なれてしまったら、文句も言えない。
愚痴もこぼせない。
それが、いちばん悲しい。
そして、去年、父親の愚痴をこぼす友人に、
「生きているだけで、幸せなことなんだよ。しょうもない父親だと思っていても、今のうちに、できるだけたくさん話をしてほしい。」
そう声をかけたことを思い出しました。
「親子の間には、笑顔の多いほうが良い」
早苗さんを支えるマリさんの姿を目にしたときの、溜くんのホッとしたような笑みが、本当に温かで、とても印象に残っています。
最後。
溜くんは、実は父親が、幼いころの自分をほめてくれていたこと、バーテンダーになったら、お気に入りの酒を飲ませてほしいと言っていたことを知ります。
そのお酒を父親に出す溜くん。
一口飲み、「おいしいよ」と優しくうなずく父親。
思わず笑みがこぼれる溜くんですが、いったんカウンターに目を落としたあと、再び上を向くと、父親の姿は、もうない…。
そう。
父親の姿など、初めからそこにはなかった。
でも、父親をイメージし、彼のために、心づくしの一杯をふるまった。
そのとき、やっと、父親と向き合えた。
最後まで、涙はなかった。
でも私は、グスクス泣いておりました(T_T)…(苦笑)
こんな日に、こんなエピソードに出会うなんて。
5話を観たのは、明けて3月5日。
奇しくも、実父の一周忌の日になっていました。
そのあとの私は…
別記事「3月5日」に書いた通りです。
あまりにも気持ちが盛り上がってしまったので、本気で、相葉さんにお手紙を書こう!!という気になっていました。
そうこうしているうちに、地震が起きてしまって、いまだに書けていませんが
というわけで、特別心に残る回になりました。
おまけのようになってしまいますが、溜くんと早苗さんの会話場面は、「マイガール」の一場面を観るようでした。
早苗さんの一挙手一投足にビビっていた三橋さんにも一票(笑)。
いつも冷静で穏やかな彼の、貴重なショットでした。
溜くんがヘルプで放りこまれちゃうくだりは、ちょっとコミカル+溜くんがちょっとかわいいぞ
時折見える、締まった顔つきを眺めて、
相葉さん、男前~
と素直に感じた5話でした。
5話は、ストーリー重視で観てしまったので、溜くん萌えポイント(笑)まで、なかなかたどり着けなかったですね~。
6話は、萌えポイントもありましたが、男前ポイントも結構ありました。
相葉さんのいろいろな表情を観ることができて、なんだか、幸せで、お腹いっぱいになりそうです。
また、詳しく書きます。
いきなり、めっちゃ長くなりました
読んでいただき、本当にありがとうございました