ラストまで、しっかり観ました。
でもなんだか、続きがありそうな終わり方でした。


今回のシリーズは、今までとは違った意味で印象に残りました。


ドラマなのですが、ふと、現実を思いおこす瞬間があって。
不思議な感覚のまま見終わったのが、正直な気持ちです。


中間報告でも書きましたが、前半と最終話で登場 した患者の診断名が、私の父のと同じだったので、なんか、いろいろ考えました。


自分たちに、もっと経済的余裕と勇気があったら、そして、信頼のできるドクターがいたら、父はもう少し長生きできたのかなあって。


そう思っていたのは私だけかもしれませんが、家族も、診断名を聞いたときにハッとなった、と言っていました。


決してマイナーではなく、ちゃんと治療すれば、状態が良くなる病気。
詳しい説明もあったりして、ありがたいんだけど、とてもせつなく響きました。


また、キーマンであった黒木が、白血病で亡くなってしまったので、カテーテルチームの扱いが、やや宙ぶらりんなままに終わってしまって、少し残念でした。


最終話の、オペが並行して進む話にはかなり引き込まれたので、はっきり決着をつけてくれると、もっとおもしろかったなあ。


学長エピソードも、後半は、グチャグチャな感じでした。
鬼頭が野口を追い出して、野口が帰ってきて、周囲に根回しして鬼頭を学長の座から引きずり下ろしたけど、オペの判断で野口が負けて、明真を去って…。
めまぐるしいです


朝田たちとは違うフィールドで話が進んでいて、気持ちがやや置いてきぼりになりました。


そんな中!
外山と野村が、ヘルプで登場!
途中、「系列の北洋病院…」というセリフがあり、「おお~、がんばっているんだな~」と思っていましたが、本当に登場するとはっ!


いや~、私、外山ファンなので、8話終わりの予告を観て、めっちゃテンション上がりました
外山を演じる、高橋一生くんを好きなのもありますが


あのステキな声と、自信家で超ドSなキャラ…
そして、朝田も認めるほどの優秀な外科医なのは変わらないので…
あぁ~、やっぱり、かっこいいです


ラストで、これからも明真をよろしく、みたいな会話があったのも、良かったです


と、つい、話がそれてしまいましたが


外科かカテーテルか、というテーマ以外に、たくさんの話題が出てきて、盛りだくさんだけどちょっと整理がつかない感じもしました。


でも、チーム朝田は変わらずかっこいいし、音楽はバージョンアップして存在感がさらに増していました。


「医龍」ワールドに、今回も巻き込まれた感じかな?
「4」があれば、また、観てしまうでしょう。