こういう旅館が、行って得する穴場なのである。
温泉旅館はオーナーが直接経営している中小旅館に限る。
自分の旅館だから旅館が主人になじんでいる。
もてなし方が、ちょっとのところで違ってくる。
主人は七年前まで東京の中野にいたという。
結婚七年目なのであった。
女将は、ぼくのノートに、ウドの花、エゾキスゲの花、
エーデルワイス(ホソパツメクサ)、一人シズカなどの花を描いて、野草の話をした。