こんにちは、RUPISUです。

さて、「エネルギー・環境の選択肢に関する意見聴取会」が各地で行われ
その趣旨に沿わないような人選と言動により、お怒りの方がほとんどでは
ないでしょうか?

その選択肢ですが・・
①原発ゼロ 
②原発15%
③原発20-25%

なのですが、これを見ろとわかるように、実は有る無しの議論ではないこと
はわかります。

原発ゼロ派が33%、原発15%以上(有り)派が66%です。

この時点で、原発ゼロという意見を持つ人にはフェアーではない土俵である
ことを感じてもしかたないです。

次に人選・・・
何故原発推進派の電力会社や原発関係者がはいっているのでしょうか?
彼らは、政府からすれば国民ですが、問題の当事者であり、参加することは
問題があるでしょう。

①原発ゼロを選ぶ人がいくら多数いても、②③原発有り派の電力会社や
原子力関係者が意図的・組織的にこの議論参加表明を求めれば、それ
ぞれのグループから正当に無作為に選ばれたとしても、そのほとんどを
関係者が占めることができるのは明白です。

ですから、当事者は入るべきではない。

そうでなければ、どう転がっても、デキレース。

シナリオは決まっていると感じても仕方がないですね。

わざわざ自分の時間を割いて、②や③の原子力発電に全く関係のない
一般人が批判を浴びるのを覚悟であの席に顔を出し座るとは思いませんが。

本日中にその人選方法を見直すということですが、ここまで不信感が
集まっていてはなにをやってもダメだと思います。

そもそも、1ヶ月という短期間に決定することに無理があります。
ドイツ等はこういった議論を10年以上行なっております。

急がねばならない理由、正直に政府の責任のある言葉で国民を納得
させることができない限り、何をやっても国民のためになっている・・
というふうには国民は感じないでしょう。

メディアのみなさんも、もっと突っ込んで報道してください。
お願いします。