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母の入院する病室より。
心拍数血圧酸素量…いっけん正常なようにも見えますが、人為的な循環でなんとか生かされている状態です。 点滴一つなくなれば、循環が絶たれ、もっと大きな循環「自然」に飲み込まれ、自分が保てなくなる…。 自分を保つ想いが勝れば生き…委ねれば、自然と一体化する…。 そうなったとき、自我がのこり、保たれるのか? これは死への恐怖の一つ。 考えても答えは出るわけもなく、ゆえに無意味。
今日も見つめ会って微笑む…それで十分です。