こんにちは~RUPISUです♪
今日は半年くらい前に故障したプログラムタイマーの修理をしました。
プログラムタイマーとは・・昔でいうオーディオタイマーです♪
私が高校生のころ使用していたもので、25年ほどたってもまだ動いておりました。
常時接続サブ側ネット回線のモデムとルーターを就寝時だけ電源が切れるように
いつも設定しています。
消費電力は1.1Wで、そこそこいいので、蘇らせることにしました。
まずは、ケースから中身が見えるように取り外します。。。。
そして、症状確認。
電源は入るのですが、緑色のLEDが付きっぱなしで、電源がどうやっても
切れません。 要するに、故障です。、、、、。
この時代の電子回路は単純で、タイマー回路とそれに付随する電源駆動を
行うリレーが付いているだけです。
今なら迷わずSSRを使うところですが、まだ生きていますのでこのまま使用します。
色々調べてみると、リレーを駆動するトランジスタのベース・エミッタ間電圧が
下がりきらないことが原因になっているようでした。
0.778Vほどあり、タイマー側からの指令で電源オンにすると0.798Vと
微妙に変化します。 これは何を意味しているのかは、電子回路をかじった人
ならすぐにわかることですね^^v
ということで、無理やりバイアスを下げることにしました。
要するにプルダウンです♪
付けたのは、1kΩの抵抗一本!!
とりあえず、25年間動いていた回路で経年劣化するものは決まっており
コンデンサ類はすべて交換。 トランスは替えがなかったのでそのまま使用。
はんだ付けして・・・こんな感じ♪
そして、電源を入れてみると・・・LEDは点灯していません。
リレーも切れた状態で、常時ON状態から脱しました!!!
そして、タイマーをセットしてみて、実際に動かすと・・・・
LEDが点灯、電源も入り、これで修理完了です。
元通りに、ケースに入れて、きれいに拭いて、再起動!!
さて、これであと何年動くでしょう??
経年劣化で回路のバランスが悪くなって故障することはよくあることです。
微妙な回路ならまだしも、このような単純なタイマーですらこのありさま。
これがよみがえったことで、高校生の頃の友人たちとの楽しい思い出が
また蘇るというものです。
ありがとう♪
そしてこれからもずっとよろしくネ♪