無音の音を聴く <#70> | くさはらの日々

くさはらの日々

日々の瑣事のひとつひとつに新鮮な気持ちでむきあいたい....と思いつつ、くさはらの中で迷子になったような気分からの脱却。心と体と暮らしの変化を見つめていたら、いろんなことが少しずつ整いはじめた。思考の整理をお手伝いするibマッピングカウンセラー、やってます。

とりとめのない思考の流れ。

3月25日かあ。

そういえば...
◯年前の今日は、大学の卒業式だったなあ。



「卒業」といえば...
サイモン&ガーファンクルの
サウンド・オブ・サイレンス

”The Sound of Silence”

静寂の音
沈黙の音
無音の音



そういえば...
この間読んだ長田弘さんの
「聴くという一つの動詞」という詩に、

「見ることは、聴くことである。」
って書いてあったなぁ。

詩人の仕事とは、
「沈黙を、ことばでゆびさす仕事だ。」
とも。



そういえば...
先日亡くなった伯母の戒名の中に、
「観」という字があったなあ。
名付けたご住職によると、
ひとつの音を聞いて
すべてを観るような人だった、
という意味を込めたのだと。

見ることは、聴くこと
聴くことは、観ずること

ということなのか。。



”The Sound of Silence”....

中学生の頃この歌を初めて聞いた時、
うつくしい曲だなあと感動しつつ、
歌詞の意味がさっぱり理解できなかったけれど、

今、じわじわ少しずつ、
聴こえるようになってきました。