黄色い「Living & Ending Notebook」☞
の中で、特に興味を持ったのは、
「親族表」というページ。
まずはここを書きたい、
と思いました。
英語でいうFamily treeですね。
以前アメリカでお世話になった
ホストファミリーの女の子の結婚式で。
自宅の庭に100人ほどのお客さんを招待して
行われた披露パーティーの受付に、
手書きでデザインされたファミリーツリーが
飾ってあったのを思い出します。
一枚の板に、
新郎新婦のご先祖の名前が
たくさん枝分かれした木にデザインされた図は、
とてもうつくしいものでした。
*
そういえば、
かつて私も自分の親族図を
書いたことがあったのを思い出しました。
30年以上も前のこと。
テレビで放送された
『ルーツ』というドラマを見て感動した直後のことです。
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私の記憶が正しければ、
ドラマの最終回の最後に、
原作者のアレックス・ヘイリー氏が登場し、
自分のルーツを知れたければ、
家族の長老に話を聞いてごらんなさい、
というようなことを語ったのです。
素直な子どもだった私は、
さっそく母の実家に行き、
当時は元気だったおじいちゃんに
昔のことを教えてくれと頼んで、
祖父が知っているかぎりの先祖のことを聞き、
自分を出発点とした家系図を書いたのでした。
時代のつながりに興味を持ち、
のちに歴史を専攻することになったのも、
人のつながりや
ココロのつながりに関心が広がり、
いま心理学を学んでいるのも、
あの頃にルーツがあったのかも、
と思いいたりました。
もうすぐお彼岸。
ご先祖さまに思いを馳せるのには
よい時期かもしれません。
たくさんのご先祖さまの
遺伝子と思いが、
この私の中に詰まっている。
そのことを忘れないようにしなくては。
*
こんな絵本をまた、読みたくなりました。
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