実家に戻ってから、私は不安感と体の怠さでほとんど横になっていました。
両親の言動を覚えていないほど、私は疲れきっていました。ただただ、時間だけが過ぎる毎日。

しばらくすると薬が効いてきて、起き上がれる時間も増えました。
すると、父が娘に当たっている事に気づきました。娘をなるべく父に近づけないよう母に頼み、私も娘が父の方に行くと連れ戻すよう気を付けていました。

しかし、小さかった娘は隙をみては父の方へ行き、イタズラをします。
すると、父は本気で怒り怒鳴ったり殴ったりするのです。
機嫌が悪い時も歩いてる娘を蹴って転ばしたりします。
私が言ってもやめてくれないので、母からも本気で止めるよう言ってほしいと頼みましたが、母は自分が怒られたくないので、父のいいなりです。

ある夜、また父が娘に怪我をさせました。私は我慢が限界にきて、初めて父を怒鳴りました。本気で怒りました。
父はびっくりしていましたが、謝る気配もないので、私は娘を連れて警察にかくまってほしいと相談に行きました。

夜遅かった事もあり、警察署の一室と布団を貸してくださり、朝までぐっすり眠れました。ここには警察官の皆さんがいる、という安心から熟睡出来たんだと思います。

朝になると、市役所の人と相談し、実家から出て暮らす方が良いという話になりました。
午後に母と会い、娘と私が暮らす部屋を探しました。

2日後、暮らせる部屋が見つかり、父が家にいない時間に荷物を持ち出し、安心して暮らせる場所が出来ました。

しかし、一旦病気になってしまうと、すぐには治りません。
物理的には安心なのですが、昔から今までのことがグルグル回って不安感を産みます。
簡単な家事をするのがやっとだったので、母が手伝ってくれ、生活できました。

この頃は、外出も出来ていました。簡単な料理も作れていました。
今思うと懐かしいです。