6才の女の子と、あやとり。

何日か前に教えてもらったばかりらしく、

空色の毛糸をとにかくそれっぽく扱う。

けど、とり方めちゃくちゃで

とるたびとるたび

対称性からかけ離れていき、

もつれこそしないものの、ぐちゃぐちゃ。

ぐちゃぐちゃなんだけど、

本人はそうとらえてなくて、

もちろんやめる気配もなく、

黙々ととりつづけ、

二度と再現不能な感じの作品が

できあがるたびに、

かわーとか、みぞれーとか言って

みせてくれながら満足そうに笑っていて。


見本通りにうまくやろうとか

うまくやれないから諦めるとか

そういう考えまったくなく

その過程をただ楽しんでる姿に、

カタチとかバランスとか

できばえとか

人からどうみえるかとか

そのあたりにとらわれすぎてたって

気づかせてもらっちゃったなあ。

ありがとう虹


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