5月の連休から更新がストップしていました。
下書きを2件作成していたものの、文章を作ることに大変さを感じ、完成できずにいました。
なかなか新しいことを継続していくことは難しいなと改めて感じます。。
今回は下書きにも書いていた内容を改めて書き直し、投稿しようと思います。
「HSP」
ここ数年でかなり広まってきたある特徴を持った人を示す言葉です。
それは“Highly Sensitive Person”――簡単に言うと、
「繊細・敏感・感受性が豊かといった気質をもつ人」です。
HSPと一括りにいっても、人によって感じる対象や強弱はそれぞれで異なります。
具体的な説明をすると、HSPとはアメリカの心理学者エレイン・N・アーロン博士が提唱した気質であり、
今現在、約5人に1人の確率で存在し、脳内の神経回路により敏感さが作られているといいます。
アーロン博士は、人一倍敏感な人には「4つの面」があると断言しているものがあります。
それは、
D:深く処理する(Depth of processing)
O:過剰に刺激を受けやすい(being easily Overstimulated)
E:全体的に感情の反応が強く、特に共感力が高い
(being both Emotionally reactive generally and havihg high Empathy in particular)
S:些細な刺激を察知する(being aware of Subtle Stimuli)
この“DOES”の4つ、これらはHSC(Highly Sensitve Child)=人一倍敏感な子のことを指し、
この4つが当てはまって初めてHSPであるといいます。
さらに基本的な性質として、
・些細な変化に敏感
・自分と相手の線引きが難しく、相手軸になりがち
・無意識に無理しがち
・直感が鋭い(相手が何を考えているのかなんとなくわかる)
・五感が鋭い
・自分に自信をなくしやすい
があるそうです。
私自身、昨年12月から自己探求を始め、たまたま心理学について興味を持ったときに
精神科医の樺沢紫苑先生という方を知り、
その方のfacebookを見ていた際に“繊細さんの本”という本を紹介していたきっかけで
「HSP」という言葉を知りました。
その本からさらに“HSPの教科書”という本でよりHSPについて知り、
自分がマイナスだと思っていたこと、苦しい思いをしていたことは気質によるものだとわかり、
本当にとても気持ちが楽になりました。
感じる対象や強弱は人それぞれ異なるといいましたが、
私の場合は他人の視覚・聴覚的情報に対し過敏に反応する傾向にあります。
例えば、声のトーンとか、表情とか、なんとなくの雰囲気とか。
今現在は、自分についてより知り、自分のことが好きになっているので、
他人の情報を敏感に受け取ることに変わりはありませんが
上手く受け流し、自ら自分を卑下したり、自信をなくすことは減っています。
むしろ、こんな自分だからこそ、他の人が見逃すような小さな出来事にも反応し、
喜びや幸せを感じられており、より一層自分を好きでいられています。
最後に私の思いとしては、
この世界中の誰しもいなくていい人はいないし、
それぞれこの世界に必要なかけがえのない存在だと思っています。
自分の中では短所だらけと思っている人でも、
見方を変えれば良いところばかりだと思います。
だからこそ、私は人に対して
丁寧に、大切に接していたいと思っています。