和菓子屋の親父をやっていると
日本の言葉の難しさを
思い知らされることが度々あります。
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(たびたびとはなかなか読めない)

画像のお菓子は
練り切りで『白菊』

こちらは求肥(白玉餅皮)製の『秋明菊』

そして練り切りの『秋草』
和菓子屋としては
上生菓子にお菓子名をつけて
売っています。
ちょっと粋なお菓子名はないかなと
考えながら、w。
さて………
先日、上生菓子を買いに来たお客さん、
見本のお菓子とお菓子名を見ながら
四苦八苦しているのです。
なぜだろう?とこちらは思うわけですが
それがどうして難読のようで。
例えば、菊という漢字、
ことさら馴染みがないのかもしれない。
そもそも、白い菊をイメージ出来ないと
ただの白い花以外何者でもない。
余計なことを追加していうと
白は訓読み、菊はというとこれが音読みなんです。
古い時代の中国では、
菊はクックと発音します。
菊の読み方はここから来ているとか。
まだあります。
『秋明菊』はシュウメイギクと読みますが
そもそもなぜ濁点を打つのだろう、とか。
さらに『秋草』はアキクサと読ませますが
なぜ、シュウソウとは読まないのか?
音読み訓読みも厄介そのものですが
だいたい漢字、ひらがなまではいいとしても
なぜ、同じ表音文字として
カタカナがあるのか、苦笑。
本当に日本人は
子供の頃からこういう厄介な言葉を
勉強し理解しなくてはいけないのですから
ご苦労なことだなぁと
嘆息ひとしきり、なのです。

