
上海外灘

いまでは
おっさんすぎるほどおっさんだけど
80年代、
まだ中国が気軽に
旅行出来なかった頃
リュック担いで
かの地を自力でほっつき歩いていた。

上海虹橋
今から思うと
艱難辛苦の旅でもあったが
そういう若き日の旅は
グッサリと心に残り
今だ、ときにうずいたりする。

ベトナム・ミーソン遺跡
あの頃の旅、
若くて金がなくて
ボロっちいバスターミナルの前の
お世辞にもきれいとは言えない飯屋で
牛肉麺ををすすり
サスペンションの効かなくなった
小汚いバスに
現地の民といっしょに
5時間、6時間の乗り合い道中。
海外でもツアー旅行なんて
思いもつかなくなるものらしい。
いまだに一人旅をするし
近所の物好き爺さん達と(もちろん70歳以上)、
アジアを徘徊するのは、
不確定要素が多い、
言葉の通じない人と
なんとか意思疎通を図るような
そんな摩訶不思議な旅を
いい歳して望んでいるから。





