何年か振りに|日本映画|が復活の兆しがあるといいます。これは大変うれしいことですが、あの60年前後の|日本映画|の華やかさには遠く及ばない。映画は|時代|と|観客|と|その内容|がバランスよく伴わないと、時代を作れない。
映画は必ず時代を先行している。いい時代には、いい映画がある。映画が映画館で公開されるとき、映画は旬のものであったはずで、昨今のようにDVDなどが出てくると、そのあたりがうやむやになった。映画を見ながら時代を引き出しながら、|生きているオレ|を映画の中に探しだそうとする。
ここのところに映画ファンとしての醍醐味を感じます。