いつも

お立ち寄り下さり

ありがとうございます。



かかりつけの歯医者さん。
かれこれ20年ほど診て頂いています。


通い始めた頃は

地元に歯科医院が少なく、

あまり選択肢が無かったのですが


今は、歯科医院が増えまくり

コンビニよりも遥かに数が多くなりました。


喧嘩売ってる⁈キョロキョロ

と思うくらい
既存の歯科医院の至近距離に

新たに開業する場合もあって、

正に乱立している印象びっくり


歯科医師は、よほど規模の大きい所でないと、

複数の歯科医師は必要ないですし

勤務医になれなかったら
結局のところ、開業するしか道がないですからね〜。





さて、

件のかかりつけの歯科医院は、
院長先生と歯科衛生士2人で回している規模。

受付スタッフは、居なくなりました。


受付 兼 医療事務スタッフが居なくても、

今やPCソフトに診療内容を入力すれば

自動で計算された領収書が印字される時代。


昔は、医療事務は女性に人気の職種でしたが、

もう要らなくなる仕事でしょうね。


患者も減っているようで、

いつの頃からか、予約もサクサク取れるようになって来ました。

院長は、私よりも(多分)年上と思しき先生。
通院してから20年経っているという事は、

先生も20年分、年を重ねていらっしゃいます。

あと10年 診て頂くのは厳しいでしょう。


歯科は、治療に際して非常に細かい作業が伴いますし、
自分よりも若い先生でないと、
人生の後半戦を末長く診て頂く事が出来ないな〜とは

思っていました。

本意でない治療をされそうになったり

これで治療が終わりなの?という事があったり
結構、モヤモヤしていましたから


治療中ではない今が絶好のタイミング。
「歯科医院を変えたい!!! 変えよう!!!」という欲求が高まっていました。






丁度、年度変わりで

歯科健診の無料券を発行して貰いました。

私の住んでいる市では、

住民税非課税世帯の場合

手続きをすると様々な健診の無料券が交付されます。



この機会を利用して、
通えそうな範囲の中から選んだ歯科医院を

受診してみる事にしました。



昨日が健診日だったのですが、
結果は…







「あ〜、もっと早く変えれば良かったな〜」と

痛感させられました。

自動車保険(任意保険)は、
毎年、相見積もりを取って
容赦なく保険会社を変えられるのに………



自分の身体の事なのに

こと歯科医院に関しては、
「ずっ〜〜と通っているから」

「自宅の近所で通い易いし」という理由だけで、
長年、見直す事をしていなかった事を悔やみました。



受診の際に

市の健診用の問診票1枚と

医院の問診票2枚を記入したのですが、


医院の問診票の最後に

「治療の際に、されて嫌な事や嫌な気持ちになる事柄はありますか?」と

いう設問がありました。


今まで、複数ヶ所の歯科での通院経験がありますが

こんな問いを投げかけられた事は皆無でした。


そして

この事柄一つで

患者に対する姿勢が分かる気がしました。






ちょっと話しが逸れますが……


親しい間柄で

友達でも恋人でもいいんですが、

お互いに好きな事は一致していなくて良いと思うんです。


趣味嗜好が同じ人といると楽しいですが

それよりも大事な事は

嫌な事、嫌いな物が一致していたり

理解を得られている事。


こういう事は嫌だ

嫌いだと

ハッキリ言えて

受け入れられている関係性が大事だと思っています。


「嫌い」に対する感覚が違うと、

長く付き合いを続けるのは難しいと

常日頃、思っていたので


この歯科医院なら、ずっと通えそうだと感じました。






歯科衛生士さんの問診もとても丁寧。


歯科に限りませんが

現在の健康保険制度に基づいた医療行為の場合、

患者の「話を聞く」事には

点数が付かないので

病院の収入にならないですが、


えっ、こんなに時間を掛けちゃっていいの?と

ビックリするくらいの丁寧さでした。


じっくりと話しを聞いて患者の事を知り

治療に活かそうとする気持ちが伝わりました。




また、

患者のお子さんの託児をする保育士スタッフも配置されていました。


託児がある歯科は、

今まで行った事がありません。

もちろん、託児は無料のようです。


赤ちゃんがいると、

自分の事は後回しになってしまいがちですから

助かりますね。


医院の玄関先にはスロープがあり、

ベビーカーごと入れる広いお手洗いも完備。

個室内にはオムツ替えのベッドも備えられていました。


様々な事が配慮されていて

本当に素晴らしいな〜と感心しましたし、


paypayで支払いが可能なところは

今どきの病院だな〜と思いました。




実際に治療が始まらないと見えない部分もありますが

思い切って歯科を変えたのは

今のところは正解でしょう。


歯のメンテナンスの心強いサポーターを見つけた気持ちです。