いつも
お立ち寄り下さり
ありがとうございます!!!
役所に用事があった際に
たまたま
「given
〜いま、ここ、にある
しあわせ〜」
という映画の
自主上映会イベントの告知を
目にしました。
難病のお子さんのいる
3家族の
ドキュメンタリー映画。
参加は
無料!!!という事で
先日
観に行きました。
「あなたの見えなかった<しあわせ>が見えるようになる人間ドキュメンタリー
この映画には、
難病の子どもとその家族が登場します。
ですが、
彼らを支援するために
つくられたものではありません。
彼らが〈いのち〉と向き合い、
日々、泣き笑いしながら生きる姿を綴ったヒューマン・ドキュメンタリーです。
生きることに手を抜いていては、
決して辿りつけないところに
〈しあわせ〉はあります。
だけど、せいいっぱい生きてみたら、
こんなに近くにあったのかと
気づかされます。
この映画は、
〈あなた〉が自分自身をみつめ、
考え、〈いま〉を生きるために、
きっと力をくれるでしょう……」
given〜いま、ここ、にある しあわせ〜
作品紹介より抜粋
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
【塩川ファミリー】



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
母「持っていないものや、
失ったものを数えるより、
いま、あるものに気が付けるかが、
大切だと思うんです。
大切とか、大事ってものは、
一番近くにあるんです。
そう気が付くことは、なかなか難しいけれど…」

「神様は
その人が
乗り越えられる試練しか与えない。
でも、何で私なの?無理だよ〜」と
語っていたお母さん。
やってみたら
何とかなっちゃう!!!
ラストに
とても素敵なシーンがありました。
【志藤ファミリー】
結婚5年目にしてようやく授かった一人娘は、
一日一日進行する難病だった。
<いのち>を守るため、
両親はある決断を迫られる。
父「誕生日は嬉しくないんです。
むしろ、今日、このままで、時が止まって欲しいです」

この家族のお母さんは
「普通に結婚して、
普通に子供を産んで
普通に育てるのだと
思っていたけれど…」
と涙ながらに話します。
いつかは
失われてしまう娘の笑顔……
今
見る事の出来る
笑顔や寝顔。
それを
見ているだけで
しあわせだと語っていました。
【米田ファミリー】
うまれてすぐ<いのち>は
2週間しかもたないだろうと
宣告された二女。
母「実はもう一人、息子がいたんです。
2週間の短く、小さないのちでしたが、
本当はいたんです。
二女は、その子の命日に授かったんです。だから、どんなことがあっても、
この娘のいのちは、
生かされたいのちなんです」

この家族のお父さんは
今まで
仕事とカネしか無かったと
映画の中で語っています。
この子(二女)は死んでいるんです。
どうやったら楽にさせて(死なせて)
やれるかしか考えていなかった…
とも語っています。
正直な方なんだと思います。
一方、お母さんは
「(二女は)成長が遅いからこそ
一つ一つの変化を確認しながら
ゆっくり育児が出来る。
生後2週間で亡くなった息子の分まで
手を掛けたい」と話します。
全力で育児をする姿勢が
お父さんを
変えて行きました。
家の中に閉じこもらないで、
ドンドン世界を拡げている様子が
驚きでもありました。
仕事とカネが全てだったお父さんが
最後に見せた
晴れ晴れとした笑顔が
印象的でした。
家族に難病のお子さんが居たら
大変そうと思ってしまいますが、
それぞれ
元々は
他人同士だった夫婦を
家族にしてくれたんだな〜と
思いました。
綾戸智恵さんの主題歌や
語りも
とても暖かいです。
もし
どこかで
自主上映会開催の機会がありましたら
是非、ご覧になってみて下さい。
ありがとうございました!!!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
『Given ~いま、ここ、にあるしあわせ~』
(2016/日本/カラー/90分)
語り・主題歌:綾戸智恵
企画・総指揮:大住力
映像:橋本和典
音楽:KOTEZ
ナレーション:熊谷麻衣子
プロデューサー:近藤正典
アシスタントプロデューサー:
水戸川真由美
監督:高橋夏子
企画製作・配給:
公益社団法人
難病の子どもとその家族へ夢を
©2016Givenいま、ここ、にあるしあわせ



