昨日、
川口市産品フェア2015に
行って来ました!!

一番の目的は、
経済アナリスト
森永卓郎さんの
特別講演ですが、
始まる前に、
出展ブースを、
少し見学。
埼玉鋳物技能士会
の皆さんのブース
鋳物の型作りが出来るコーナーで、
体験料は¥200。
作品のお土産付き。
5~6cm位のキャラクター
(ドラえもん、ピカチュウ、プーさん、ミッキーマウス、クレヨンしんちゃん等)の、
文鎮に使えそうな作品です。
(開催時間前の準備中のところを
お邪魔したので、
残念ながら、
お土産の作品の写真はありません)
土を枠に入れて、
押し込むと
驚く程、
しっかりとした型が出来上がります。

こちらは、
出来上がった型を、
重ねて、
ずれないように、
金具で固定しているところです。
(許可を取り、
撮影しています)
会場では、
原材料を溶かして、
型に流す行程の見学もさせて頂きました。
短時間に固まり、
型から取り出す作業も見る事が出来ました。
流し口の余分な部分は、カットするのですが、
良いタイミングでないと、
固くなり過ぎてしまったり、
作品に傷を付けてしまったりする為、
鋳物の固まり具合を判断するのが、
長年の職人の技だと感じました。
使い終わった土(砂?)は、
固くなってしまい、
再利用は出来ないのだそうですが、
端が出た材料は、
また溶かして、
使えるとの事。
。
さて、
10時から、
苗木・花鉢の整理券(抽選券)を配るという事で、
そちらに~
配布品種は、
オリーブ 25
ブルーベリー 50
ラズベリー 25
シクラメン 50
鉄砲ユリ 100
一人2枚、
抽選券が配布され、
好きな品種を選び、
外れた場合は、
チューリップの球根が貰えます。

抽選発表は、
1時間後なので、
森永卓郎さんの講演会へ。
開催に先立ち
川口市産品フェア
実行委員会会長
奥ノ木信夫 川口市長
の挨拶がありました。
川口市は、
中核市
(それまで県が行なっていた事務の一部を、市で行えるようになる都市制度。
税金や公共料金が上がる事はない
)への移行を目指しているらしいのですが、
現在の人口は、
59万2千人で、
増え続けており、
活力のある市である事。
川口市産品フェアは、
今回、
初開催であり、
鋳物、機械、植木をはじめとした
川口市の産業の
地産地消を押し進め、
市内経済の好循環を!!
とのお話。
いよいよ
講演会スタート!!!
壇上に
ヒョコヒョコとした足取りで登場した
森永氏。
手には
何やら
バッグも持参しています。
本日のテーマは、
「日本を元気にするライフスタイル」
余談として、
TBS
「がっちりマンデー」の裏話
始まった当初は、
2%程度だった視聴率が、
今や2桁の安定した視聴率の番組になった為、
思わぬ所からの圧力もあるそうです。
また、
ライザップのCM出演権を獲得し、
プロジェクトが、
水面下で着々と進行しているという話もありました。
ムキムキの
森永さんは、
想像出来ないですし、
あんまり見たくないですが…。
そして、
本題の
日本のライフスタイルの話へ。
昭和に遡り、
標準的と言われる、
夫婦に子供が2人という世帯は、
企業の強力な操作や洗脳によって作り出された事。
昔は、
給料が手渡しでしたが、
その袋に、
4コマ漫画が書かれ、
子沢山の家庭よりも、
子供が2人の家庭の方が、
幸せというオチ。
毎月毎月、
ジワジワと洗脳していたのです。
アメリカとヨーロッパの
為替ディーラーの働き方の違い。
アメリカの
為替ディーラーは、
ニューヨーク市場が終われば、
日本市場。
更に、
ロンドン市場とのやり取り。
24時間、
働く事が当たり前。
一方、
ヨーロッパでは、
ロンドン市場が終われば、
勤務終了。
ニューヨークや日本には、
駐在員を置き、
それで、
回っているのです。
日本は、
雇用機会均等法が施行されて以降、
女性の正社員の数が、
減り続けている。
昨年、
日本とイタリアの
所得水準が同じになった事。
けれども、
日本とイタリアの働き方があまりにも違うのは何故か?
人件費を抑えるという方向で商品を作るのではなく、
付加価値がある商品を生み出す。
豊かな心が付加価値を生む。
商品には、
2種類あり。
1トンいくらといった量で量られる物と
アートと呼べる物。
美しいだけではアートとは言えない。
美しさ以外の何かがある事。
ここで、
件のバッグから、
様々な
イタリア製の雑貨の数々を紹介。
イタリア
アレッシの
¥8000もする
トイレブラシ
等
そして、
日本とイタリアの会社の気質の違い。
イタリアの
フェンディの物作りのエピソード。
1年間に1500もの新製品を生み出している。
現代は、
何が当たるか分からない。
思い付きでも作ってみる。
「決めるのはマーケット」
だから…
そして
「暗くならない事」
森永さんは、
日本人の
イタリア化計画を
押し進めているそうです。
去年の10月に、
埼玉県所沢に
オープンした
森永卓郎さんの
11万点にも及ぶコレクションを公開している「B宝館」は、
年間900万円の赤字を出していて、
出稼ぎ(講演会)で、
穴を埋めていると、
若干の自虐ネタも折り込みつつ、
終了。
休暇無しの90分間が
本当に
あっという間でした。
大学教授だけあって、
1コマの時間配分が素晴らしく、
聴衆を全く飽きさせません。
たまたま、
出掛けた際に、
川口市の広報を見て、
川口市産品フェア
の事を知ったのですが、
生でお話をお聴き出来て、
本当に良かったです。
獨協大学の授業も
楽しそうで、
在学生が羨まし~い!
ところで、
苗木の整理券配布を待っている間に、
12時から、
プラネタリウムの無料観覧券を配布するという情報を聞いたので、
息つく暇なく、
配布場所へ移動し、
観覧券を入手。

プラネタリウムを観るまでの時間に、
お昼ご飯を済ませます。
ランチは、
イベント会場で販売していた
学校給食セット
1膳¥300

・ひじきご飯
・大学芋
・豚汁
・みかん
というメニュー。
私は、
仕事でも
プライベートでも、
外出の際の昼食は、
お弁当を作るようにしています。
本当は、
おにぎりとおかずを作って、
お弁当箱に詰めておいたのに、
慌てていたみたいで、
台所に忘れてしまいました。
(お弁当は、
夕食にしましたが、
寒くなって来たので、傷まなくて良かったです)
昼食を済ませた後、
苗木の配布場所へ。
私は
オリーブの苗木が
当たりました!!!
日当たりと水捌けが良い環境が適しているようですが、
実が成る事を夢見て、
これから、
育て方の勉強をします!!
イベントの最後は、
プラネタリウム観覧。
通常の観覧料は
一般 ¥410。
プラネタリウムに来るのは、
10年ぶり位でしょうか?
50分のプログラムでした。
隣の親子連れのオヤジが、
イビキをかいて寝てしまい、
超迷惑でしたが、
空に吸い込まれそうな感覚が、
良かった~!!!
次回は、
埼玉県民の日(11.14)に
プラネタリウムの
無料観覧券の配布が、
あるそうですよ。