一人暮らしをしていた叔母(父の妹。おじ、おば、という漢字は2種類あるので、
使い方が難しいです)
の遺品整理で仏壇を預かりました。

見慣れた物でしたので
当初は、自宅で普通に使うつもりでいました。

しかし、
部屋に入れてみると、
線香の匂いが染み付き、吐き気がしてしまいます。

しばらく外に出しておけば、
匂いが飛んでくれるかな~と期待したのですが
変化が無く、

狭いベランダに置く事、
幾年月。


檀家になっているお寺に頼んで、
引き取って貰う事も出来るでしょうが、

明朗会計ではない費用が発生してしまうのは
納得がいきません。


仏壇を買い替えるなら、
古い物を無料で引き取って貰えるようですが、
そんな予定もありません。

困ったな~と
ずっと思っていましたら、


テレビ東京の
「コレっていくら?」という番組
(ちょっと前になりますが
2015.7.14に放送されました)の中で、

「墓じまい」や
「仏壇処分」の話が出て来ました。


仏壇処分は、
●はせがわ(仏具店)
閉眼供養→解体→リサイクルを行い、
費用は、
幅60cm未満のサイズで、
¥30000~


●彦根市仏具組合
お焚き上げ
¥15000~


●東京都江戸川区
家具扱いの粗大ゴミとして引き取り可能
¥300~

江戸川区では、
年間、何百件もの依頼があるという事でした。
皆さんも、お困りなんですよね。


以前、何とかしようと

リサイクルショップや、
住宅街を回る、
不要品回収車の方に聞いても、

引き取れないと言われてしまったのですが、

家具扱いで、
市町村で処分して貰えるなんて盲点でした。


最近の私のバイブルとなっている
「家庭ゴミの出し方マニュアル」には、

祝日でも収集しているという事で、

秋晴れの体育の日に
市の環境センター(ゴミ処理施設)に、
仏壇(高さ70cm、幅49cm、奥行35cm)
を運び込みました。


車に乗ったまま受付に行き、

申請用紙に
住所・氏名等を記載して、免許証を提示し、
番号札を貰い、
所定の場所に行き仏壇を搬出します。


計量をすると言われていたのに
搬出場所には何もありません。

係員のオジサンから、
「捨てちゃっていいの~?
バチが当たるんじゃない~?」
と軽く言われ、

あれ?終わり?と思いながら、

また、
ドライブスルー状態で受付に戻ります。


番号札を渡すと
「計量します」と言われ、

実は始めに車ごと重さを計っていて、

荷物を降ろした後に、
再度、車の重さを計って、

出したゴミの重さが分かるという、
仕組みだったのだと気付き、
いたく感動しました!!!

サイズ等は関係なく、重さのみで処理をするので、本当に合理的です!!!


私の住んでいる市町村では、

直接持ち込みをしたゴミは、
100kg未満は無料で引き取って貰えます。
※但し、
マットレス
ソファ
物干し台
バッテリー
タイヤ
タイヤホィールは
重さに関わらず処分費用は有料。


ご先祖様には申し訳ないですが
今の生活も大事です。

ベランダのスペースが空き、
永年の重りが取れたようで、
本当に、晴れ晴れした気持ちになりました。