さちえさんは なんでDRESSCHANGEに参加したのか不思議だったんだ

 

DRESSCHANGEにエントリーした理由ってなんだろうって思っていたの

 

さちえさんは、いつもみんなの話を受け止めてくれるのね

 

ついついね

「うんうん」って笑顔で優しく聞いてくれることに甘んじてしまって心地よくなって

 

自分のことを話してしまって。。。

 

毎回のミーティングの帰りに

「あ、さちえさんのこと聞くの忘れた笑」と思っていたんだ

 

だから、今日こそ さちえさんに聞くんだ

と思ってインタビューしたんだよね

 

 

 

さちえさんが、DRESSCHANGEに

挑戦してみようと思った理由とは何だったのですか⁇
 

私の関心事であり人生のテーマはね

 

人はなぜ苦しむのか

人はどうやったら苦しみから解放されるか

だったんだ

 

 

 

私は大学時代に音楽療法士の資格を取ったの

 

自分自身も悩みが多くてね

悩んでいる人の気持ちはとてもわかるから

助けになりたいと思って

 

病院で4年間音楽療法士として働いていたんだ

 

でも現実はね 患者さんがしんどそうで

すごく苦しそうだった

 

自分の力のなさに挫折して

無力感に苛まれたんだ

 

 

 

なんでこんなに 人は苦しむのだろう

どうやったら人は苦しみから解放されるのだろうかを考えているうちに

ヨーガの哲学に辿り着いた

 

そこには

人が なぜ苦しむのか が

書いてあってね

 

この考えを習得して

手助けしたいと

ヨーガ療法士になった

 

ヨーガ療法士にはなったのだけれど

私が携わりたいのは

心の根幹部分だって気付いたんだ

 

それで

臨床心理士になったんだよね

 

臨床心理士のトレーニングを受けて

人が苦しんだり 悩んだりしていることに

ようやく寄り添えている感覚になれた

 

 

人の言葉を聴くことができて

相手の関心に関心を持つことができるようになった

 

それは

自分の存在をかけて相手と向き合う感覚になれた感じがして嬉しいなと感じたんだよね

 

 

 

ただね、途中で行き詰まりみたいなものを

感じたの

 

そんな時に薫さん(村田薫さん)に洋服を選んでもらって美沙紀さん(小堀美沙紀さん)に写真を撮ってもらう撮影会に参加して

 

その写真を見せたらね とても好評だった

背中押す側の私が ポーンと前に出る体験をした

 

そんなことが何度が続いた

 

 

 

「先生が変化していくことで勇気がもらえます」

「先生が生き生きしているから

一緒にいたらいいことありそう」

 

と言ってもらえたんだよね

 

 

 

今まで患者さんの苦しい顔をたくさん

見てきたけれど

 

私自身が解放されていったり

楽しそうでいたりしている方が

周りを幸せにできるって知った

 

 

 

私自身が素敵な人になっていくことが

すごく大事なんだなって思ったんだよね

 

もしね DRESSCHANGE

という企画の私の捉え方が

 

自分だけが目立つものだと思っていたら

 

私出なかったと思うんだ

 

エントリーするのに

とても迷いがあったと思う

 

私は前に出る人

というよりは

前に出たい人の後押しをする人

だと思っていたから

 

まさかね 自分が出るなんて

想像もしていなかったんだ

 

でもね 2人の方にエントリーしたら?

と言われたの

 

そのうちの一人である座長(小堀美沙紀さん)に「推薦したいと思っている」と言われたときに

 

 

「うきっ」とした自分がいたんだ

 

 

出たいと思っていないはずの

自分なのに推薦されて嬉しい自分

 

そんな自分にびっくりした

 

推薦されたから出るのは

私の中では違うと思って

 

出るなら

自分で決めて出ようと思ったんだ

 

私が出ることで私が幸せになり

それが周りの幸せ・後押しに

なるように感じられた

 

 

DRESSCHANGEの本番をどう迎えたいですか??

 

DRESSCHANGEの意義は

 

自己表現

 

自分を極めた、いわゆる個性の一つとして

表現する場

 

だと思っている

 

去年ね DRESSCHANGEを

会場で見たときに

お一人お一人が登場される度に

感動したんだ

 

メイク、衣装、動き、意識が

すべて自分に向けられてきた

ことを感じた

 

個性が潰されることなく

尊重されてきたことに感動した

 

あ〜個性というのは

表現されることによって

初めて自分で自分を

客観的に見られるものになるのだな

 

と感じたんだよね

 

それは メンバーさん

お一人お一人が

スタッフからも大事にされてきて

本番という日を迎え 

 

 

何にも代えがたい美しさとして

そこには表現されているのだな

 

ということに感動した

 

 

そんなことを去年感じたんだよね

 

 

 

本番当日の3分間は

 

その日にしかできない表現だと

思っているの

 

その数分のためだけにずっとずっと

半年かけて過ごしている

 

1年前にも、1年後にも

決してできない表現であり

個性が極まった頂点の瞬間であると・・・ 

 

今現在わたしは

 

色んな自分の面を見にいっている様に思う

 

そしてそんな過程を経て

 

舞台に立ち 視界が開けた先には

 

今までとは違った

 

世界を見ることになると思っている

 

今度は

自分自身が感じた感動を

希望として届けられたら嬉しい

 

 

観に来てくれる人が

自分自身の可能性を信じられるような

そんな3分間を表現したい

と思っているんだよね

 

 

 

 

さちえさんと話していると

DRESSCHANGEというものも

ものすごく俯瞰してみていることに

気づく

 

そこに向かう道で

自分が何を得たいのか

来てくださる方に何を渡したいのかが

はっきりしていて 考えの深さを思い知る

 

それはやはり

さちえさん自身が

自分と向き合い

人と向き合い

感じることが多い故の

理由である感じがした

 

さちえさんのyoutube

そこで 自己表現の1つ

として舞を披露してくれている

 

20210426奉納の舞神社にてその場のエネルギーに身を任せてからだの動くままに踊っています。#奉納の舞 #神社 #即興リンクyoutu.be

 

 

 

 

 

感じたことをそのままに

表現していく姿に

美しさを感じる

 

それが本番どのような形になるのか

とても楽しみにしている

 

 written by 早川明奈