こんにちは♡

ステージメンバーの瀧川祥子です。

ランウェイステージから1ヶ月と少し。

ランウェイメンバーにステージを終えてみて、ステージを振り返るインタビューをしましたので、ぜひ読んでくださいね♡


※※※※ No.7 渡邊 美貴 ※※※※


ー ランウェイはどんなものだった? ー

ランウェイは時間の制約、お金の制約への挑戦だった。
子供が学校や幼稚園に行っている9:30~14:30が私の動ける時間。
お金に関しても起業による収入で以前よりは自由になったものの、自分のことに使うにはまだまだ制約があった。
だから、ランウェイステージのために京都まで行くことは、自分の中にある時間とお金の枠を超えることだった。
そして、その枠を超えていくところを出してく、その背中を見せるという意味もあった。
人前に立つことが得意な私は、たくさんのママの「こう成れたらいいな」を体現する人でありたいし、それが私の役割だと思っていたよ。


 
ー ランウェイの前と後はどう変わった? ー

以前は自分が我慢しているという思いが強かった。だから、ついつい「パパはいいよね」って言っていたと思う。
でも、ランウェイのリハーサルのために子供を預けて京都に前乗りしたり、その夜にメンバーとステーキ屋さんで外食したり、好きなお洋服を買ってみたり…。
そんな風に自分を満たしていくことで、パパも好きなことして好きなものを買ったらいいよって思うようになって、我慢を相手に押し付けなくなった。

自分の選択も変わった。
以前は2000円の服を買うのも迷っていて、1500円だったらいいか♡みたいな買い物をしていたけど(笑)、今は自分がわくわくするものを買うことを選択していて、外食でも家族みんなが好きなものを食べる。
心が満足することを選べるようになった。
自分も家族にも。


ママの居場所を作りたくて。
一歩踏み出したいママの背中を押したくて。
そのために私は親子英語教室をしていて、ママにフォーカスしてきたんだけど、最近は一番取り残されているのってパパなんじゃないかな?って思うようになった。
大切なことはパートナーシップなんだと思う。
だから、これからママや夫婦になる方に向けてそのあたりを伝えていくことができたらいいなって思う。



ー 悩みはあった?? ー

コロナで自粛が必要になったときは、4人の子供とパパが家にいて、目の前のことをどうするかに必死で、ランウェイをやりたいとか考える余裕もない状況になったこともあったし、コロナで頼りにしていた実家のお母さんに来てもらうことが難しくなって、自粛は解除されたものの、まだ続く自粛ムードの中、京都に行けるか不安もあった。
今まではパパに頼らずにできないことはしないという枠があって、子供を連れてできる範囲でいろんな挑戦をしてきた。
けど、コロナで実家の母に頼ることができなくなってパパに頼るしかなくなったから…仕事を休めるか聞いてみたの。
「無理。」って言われるかなと思っていたら、意外にも「早めに言ってくれたら、なんとかなるかも」って。
私はパパには頼れないって枠をまだ勝手に持っていたことに気づいたよ。


ステージのポージングでも悩んだ。
リハーサルでみんなの前で歩いたときのみんなの反応を見たときに、これは違うなって。なんとか抜け出そうとメンバーのえりぃやスタッフの薫さんにいっぱい相談した。
会場で何度もリハーサルできたことも大きくて、魅せるスイッチが入ったな。
魅せるためにはこだわりも大事だけど、柔軟さも必要。そしてあのポージングができたよ。

クラファンリターンもね、最初は私は出してなかったの。私に1万の価値があるかなって思っちゃって…
でも、ミキティのリターンはないの?って聞いてくれる方がいて。
嬉しかったのに、そこまでいっても、今度は今更リターン出したいって言ったら迷惑かなって遠慮しちゃってた(笑)
私の憶測で、勝手に制約をかけていたと思う。


振り返ると結構いろんなことを乗り越えてきてるね(笑)
でも、乗り越えたものって上書き保存されちゃうから、ちゃんと振り返ることが必要だね。



ー 衣装やヘアメイクはどうだった? ー

最初は大人っぽい感じでオードリーを希望していた。
かわいいに挑戦してみたい気持ちもあったけど、私がかわいいをだしてもいいのかな?とも思ってて。
3月末に座長に撮影してもらったときに、当初はパンツスーツで行くつもりにしてたの。でも、気になっていたふんわりかわいい感じのお洋服が半額になっているのを直前に発見!
そのお洋服に挑戦してみたらふっきれた(笑)
私はかわいさもだしていいんだなって。


だから、衣装もかわいい感じをいれたいって途中変更。柄物を着るイメージもなかったけど、そこにも挑戦したよ。
届いた衣装を見たとき、すごいの来た!ってなった。
着物リメイクのようで、子供の頃、着物を見るのがとても好きで、見るだけで幸せになれた気持ちや日舞をやっていたころの気持ちを衣装を見て思い出した。
ヘアメイクはチームの方がもうイメージを持ってきてくれたので、それでお願いしますって。枠を超えるためにお願いしますって感じ。


 
ー 思い出は? ー

当日、出番直前に号泣したこと。あそこで、全部感情を出し切ったんだと思う。
ヘアメイクさんに我慢しなくていいよって言われて、感情を全部放出することができた。
勝手にでてきてしまった感じ。そうやって感情を放出したら、あとはやるだけ。
覚悟というか、そのままの私で私の顔で歩いてた。
9人の出した個性ってもともとみんなの中に持っているものなんだと思う。自分で勝手に役割きめてラベル貼ってたけど、どんな自分もだしていいと思う。



ー 今後はどうしていく? ー

好きを仕事にって特別な人ができることだと思われているけど、自分がやりたいことをやる方法ってたくさんある。
みんながしていいことじゃないかな?
みんなが満たされて、人に優しくなって、世界が優しくなる。
そんな大きな展望がある。
私はアイデアはたくさんだせるから、そんなアイデアを伝えていく人になる。

理想には課題もあると思う。でも最初からあきらめるんじゃない。
やりたいことがあれば、大変なことも乗り越えていける。
自分が止まらなければ、ずっとそこにはいないから



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たくさんの枠を超えてきたミキティ。

それは日常になってしまうけど
少し前にはその枠の中にいたんだよね。

その限られた枠の中
必死に自由を掴もうとしていたけど
外にはもっと広い世界があった。

そんな広い世界に出たミキティ。

底なしのアイデアで
どんどん未来を切り開いていく
ミキティが見えました♡

ライター 瀧川祥子