こんにちは♡

ステージメンバーの瀧川祥子です。

ランウェイステージから1ヶ月と少し。

ランウェイメンバーにステージを終えてみて、ステージを振り返るインタビューをしましたので、ぜひ読んでくださいね♡


※※※※ No.5 村田 祥子 ※※※※


ー ランウェイはどんなものだった?? ー

ランウェイは本来の自分のはじまり、誕生日だったと思う。
ランウェイステージはすべてが自分。衣装もメイクも歩き方もポージングも自分のメンタルも。
すべてに自分が現れる世界で、ごまかしがきかない。
だったら私は作らなくていいと思って、自信がない自分も愛するということを表現することにした。
堂々と歩くことを作るよりも、そのままの私を表現したよ。


 
ー ランウェイを歩いて変化はあった?? ー

もともと人の顔色を読むのが得意。学校の先生をしていたこともあって、みんなの顔を見るのも得意。
それはいい面もあるけど、そうじゃない面もあって、人からどう思われているのかを気にしてしまうことが多かったと思う。人からの評価が気になったり。

今は矢印が自分が向いているので、いい意味であまり人のことが気にならなくなって、自分をどう表現しようかという意識に変わった。

自分の選ぶものにとことんこだわるようになって、自分に問いかけて、しっくりくるものを探して、選んで…。
自分の心地いい、自分の好きにこだわって、そうやって選んでいくことで、本来の自分に戻っていったんだと思う。



ー 悩んだことはあった? ー

9人のメンバーはもともとの知り合いでも友達でもない。
だから、その中で自分の役割がわからなくて、最初はメンバーになじめなかった。
いろんなことができて、すごい人達で、その中で私は何をしたらいいのかな?って。
そんな時にメンバーのミキティご声をかけてくれて、公園で遊んでる子の輪の中に「こっちだよ~、おいで〜♡」って呼んでもらった感じがした(笑)
ランウェイステージは、座長に声をかけてもらったんだけど、出ると決めたのは自分なんだから楽しむことにしようと覚悟を決めた。



ー 衣装はどうだった??ー

衣装も自分でこだわって選ぶということを大切にした。もともと丈はロングがいいなとは思っていて、でも、大柄はチャレンジだった。
体型のポンプレックスがあったから、大柄だと余計にコンプレックスが目立つ気がして…。
でも、デザイナーのMeeさんにそれが似合うと言われたからチャレンジしてみることに。
新しい自分と本来の自分。
自分のことって自分ではわからないから、もらった意見は取り入れることにはしていたけど、その時でも自分に取り込む際にいくつか選択肢をもらってから、その中で自分で選ぶことを大切にしていった。
そうして選んでいった私が、プロに引き出してもらった本来の自分だと思うから。



ー 想い出は?? ー

メンバーの祥子ちゃんの泣き顔が印象に残っているよ(笑)
あれは、メンバーがメンバーの中で、初めて自分を表現した場面だったと思う。
そしてね、高校の時の同級生から子供がキラキラした目をしてステージを見てたって報告をもらったの。
「こんな世界があるって見せてくれて、ありがとう」って言ってくれた。
SNSでの発信がすべてではなくて、心の中で思う人もいるし、心の中で思うこともある。
見に来てくれた人、配信を見てくれた人、コメントをくれた人、そのまだ先にたくさんの余波があったんじゃないかな?
それって本当にすごいよね。



ー これからはどうしていく? ー

このまま自分らしさやきれいを極めたいと思う。自分の惹かれるものってかわっていくし、その都度に極めていきたい。
きれいは生き方。
きれいを追求していくことはどう生きたいのかに直結していると実感できたから、それをみんなにも伝えていくことができればいいなと思う。希望になりたい
みんなが自分らしくいれる世界になったらいいな。


9人でスタートして、その時点ではまだみんな無色で無地の状態だったと思う。
その中で、みんながそれぞれ自分の色を探して、みんながそれぞれ自分の色をだして。
それがピースとしてもぴったりとはまった。
みんなが色を出して、その色で描かれた絵は想像したよりずっときれいだった♡

最後までどんな絵になるかわからない楽しさがあって。まさにstory of oursだったよね。


※※※※※※

自分を表現することに向き合ったショコラ。

その中で
自信のない自分にも向き合って。

作らない自分。

そのままの自分。

たくさんの自分を
受け入れたショコラの表情は
とても柔らかくて豊かで。

弱さを受け入れた人の
強さと美しさと愛
をじっくり感じました♡

ライター 瀧川祥子