□ 視力が落ちた!
しばらく前からかかりつけの眼科クリニックで右眼の白内障を指摘されて経過観察になっていましたが,自覚症状はほとんどないと思っていました。去年の12月ごろから急に視力が落ちてきて,夜の運転に支障をきたすほどになってきました。でも白内障のためとは思いつかず眼鏡が合わなくなったと考えました。
それで12月半ばに眼鏡屋さんに眼鏡の調子を見てもらいに行きました。いろいろと調べていただいたのですが,結果,眼鏡でいくらかはよくできるけど完全には合わない。眼自体に問題がありたぶん白内障が進んでいると思われるとのこと。そこで初めてなるほどそうか,と気がつきました。たしかにだいぶ前から運転中にやたらに眼が疲れていたのは白内障が進んでいたのかもしれません。すぐにかかりつけ眼科クリニックへ。すると極端に進んでいるようではないけど生活に支障があるなら手術しようと。7年前に左眼の手術をしていただいた病院を再び紹介していただきました。
□ 手術前検査
まず事前検査のために病院に。甲南医療センター(旧称甲南病院)。かかりつけの眼科クリニックの先生が以前眼科部長をされていた病院です。左眼の手術以来です。前回のときはかなり年季の入った建物でしたが,改築されてとてもきれいな病院になっています。紹介していただいた担当の先生は左眼のときと同じ現在の部長先生です。検査では眼の長さを慎重に測定します。これで眼内レンズの度数ジオプトリを正確に測定しておかないと手術後の視力が出ないことになります。
□ 手術のため入院
そして1月半ば,手術をしました。今回も一泊することにしました。日帰りも可能なのですが,手術の翌朝,早い時刻に診察を受ける必要があり,電車とバスを使って夕方に帰宅して,また翌朝通院するよりは安全だと思います。午前中に病院に行き,この日手術を受ける人全員が集められて説明会があります。この日は5人集まりました。私の順番は5番目となりました。実際には私の後にも続けて手術があったようですが。
今回は眼科がある病棟の病室が満員で別棟の小児科の個室に入院となりました。部屋備え付けの説明書は小児科向けの内容。手術開始の15時40分まで病室で待機です。設備・備品使用料1日370円で貴重品ボックス付き床頭台や冷蔵庫,テレビなどが使用できます。その間にも頻繁に看護師さんが抗菌剤などの目薬の点眼にやってきます。
□ いよいよ手術
手術開始時刻の少し前に担当看護師さんが迎えに来ます。麻酔の点眼をして車椅子で別棟の手術室に連れていかれます。手術控え室でまた点眼。万が一にも間違えないように左目に蓋を被せます。前回の左眼手術のときはここまでが猛烈に怖かったです。今回は前回の経験が生きて余裕でした。前の順番の方が手術室から退出するといよいよ手術室に入室。手術用の椅子に移り注射器で痛み止めの点眼。右眼だけに穴が空いた布を被せられます。ここまでで,何回も手術する側の眼の確認をされました。
□ 手術中
天井の明るいライトの方を見続けます。開瞼器(突っ張り棒)でまぶたを開けられます。もう麻酔が効いているのでぼんやりとしか見えません。使用する眼内レンズの準備でしょうか,何かを開封するような音が聞こえました。ポンプが動くような音もします。眼に何かがあたり,おそらく水晶体嚢か切開されました。水晶体が砕かれて吸い込まれ始めます。明かりは見えていますがますますぼやけたり位置が動いたり。5分あまりほどで見えているぼんやりした明かりが固定しました。手術完了です。手術の間少し押されるような違和感は感じますが痛みというほどではありません。ふたたび車椅子に移って病室に連れ戻されます。
□ 手術後
1時間はベッドで安静に。看護師さんがふらついたりが無いかチェックして,あとは病室で普通に暮らします。手術をした右眼にはガーゼを被せられているので左眼しか使えません。ぼんやりとテレビを見たりして過ごしました。翌朝9時に診察を受け,ガーゼを外して異常なく見えているかチェック。この時点ではまだ霞がかかったように見えていましたが問題はないとのこと。明かりがまぶしいです。遠くはよく見えましたが中間はまだぼんやりしてました。そして病室に戻って退院です。
□ 退院後
3日間は寝るときにカッペという透明なプラスチックで右眼を保護します。
眼には衝撃を与えないように注意が必要です。介護中のルンタがよく頭を後ろに振って頭突きを喰らわされるので気をつけました。アイリッシュセターの頭はとても硬い凶器になります。目薬はモキフロサキシン(ベガモックス)とジクロフェナクNaを1日4回点眼します。これはしばらく続きます。3日後,1週間後,3週間後とかかりつけの眼科クリニックに通います。顔を洗うのは3日ほど過ぎてから可能です。霞がかかっていたのは2日ほどで完全に無くなりました。今,2週間ちょっとですが視力はだんだん良くなっているように感じます。今回,新しい種類の眼内レンズにしましたがこれについては次の投稿で。
その2に続く