さて。ハワイ二日目
 
さっき寝たと思ったらもう朝。
 
 
 
(-_q)(p_-)眠い~
 
 
でも頭は冴えてます。
 
 
 
ホテルで朝食を取り
 
 
 
さあ、目指すは聖地マウナケアるんブロ-0000304500.gif
 
 
ポリアフに会いに行きます。
ハワイ神話。そんなに詳しいワケではないけど、ポリアフの話は知ってます。
激情のペレとは違い、静かで芯が通ってるイメージのポリアフが好きです。
 
 
この日もヒロは雨るんブロ-01_02_15_13003898.gif
 
 
 
しばらく走ってると前方に大きな虹がるんブロ-033マーブル文字(!).gif
 
 
 
すごいっるんブロ-01_02_15_13004398.gif虹を目指して走ってるみたいです
 
 
 
誰かが
「今日は良いコトありそうだねるんブロ-0001005100.gif」 
と言ってました。
 
うんうん(゜ー゜*)
 
 
マウナケアを登ってる最中、
K太さんから高山病の恐ろしさを聞きました。
 
 
高度が上がって来たら、とにかく、ゆっくり呼吸をして
息苦しくなっても決してパニックを起こさない事。
 
 
 
命にかかわる大切なお話です。
 
 
 
富士山ですら登ったことのない私には(静岡人のくせにるんブロ-01_02_15_13005047.gif)標高4205メートルは未知の世界です。
 
 
 
少しずつ空気が薄くなっていくのが分かります。
 
 
 
無事にビジターセンターに到着
みんなははしゃいでいますが、私はそんな余裕なし。
K太さんの話が頭から離れません。
 
パニック起こしたら死んじゃうんだ…(-ω-`)
↑ちょっと違う(笑)
 
 
とにかく、ゆっくり動いて呼吸を乱さない事に集中。
 
 
 
しかし、思ってたよりも全然楽な感じ。
うん。意外と平気かもるんブロ-011しあわせ~.gif
 
 
 
 
そして、第一班として山頂を目指します。
 
 
 
いつの間にか雲の上にいました。
 
 
すごいっるんブロ-033マーブル文字(!).gifキレーるんブロ-01_02_15_13004398.gif
 
 
 
厚い雲で下界が見えません。
天国にいるみたい~るんブロ-014目がキラキラ.gifるんブロ-01_02_15_13005046.gif
 
 
 
じゃあ、外へ出てみましょう~るんブロ-01_02_15_13005048.gif
 
  
 
 
 
恐る恐る外へ…
 
 
呼吸、苦しくない。
平気。
 
 
 
 
少しずつゆっくり歩きます。
 
 
  
 
 
数10メートル歩いたところで
 
 
 
あれ??
 
 
なんか…
 
 
気持ち…悪い………かも?
 
 
 
と思ってからが早かった。
 
 
 
みるみるうちに血の気が引いていきます。
 
 
 
「私、ダメです。気持ち悪い…」
 
 
そう言うのが精一杯でした。
 
とにかく座って落ち着かなくては。
 
 
 
と、腰を下ろしたトコまでは覚えてます。
 
 
途端に意識が遠退いていきます 
 
 
 
この時、K太さんの言葉が蘇りました。
 
 
『高山病で命を落とす人もいる…』
 
 
 
ひそかに死を覚悟しました
↑ちょっと大袈裟(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(…………して!)
 
(………丈夫!)
 
 
 
遠くから声がします。
 
なに?
なんて言ってるの?
 
  
 
 
 
 
意識を声に傾けます
 
 
 
 
(ゆっくり息をして!)
 
 
 (大丈夫、大丈夫!!)
 
 
 
え?
なんのこと?
言われるままにゆっくり呼吸してみます。
 
 
 
真っ白だった目の前が少しずつはっきりしてきて、みんなの顔がぼんやりと見えてきました
 
 
誰かが手足をさすってくれている感覚がします
 
 
あー
私、気を失ってたんだ
 
 
 
 
でも、身体…動かない。
 
 
ゆっくり、ゆっくり息をして
 
 
 
ようやく目の焦点が合ってきました。
 
みんなの心配そうな、でも少し安心した顔が見えます。
 
 
 
 
意識がはっきりしたところで、急いで下山しましょう!とK太さん。
 
 
頂上を満喫する間もなく無念の下山。
 
 
第一班のみんな…ごめんなさい(-ω-`)
 
 
 
 
 
車は一気にビジターセンターへ舞い戻ります。
 
 
 
少しずつ体温が上がってくるのが分かります。
 
 
 
 
そして、みんなと合流。
 
 
 
先生の車に乗り込み
口にビニール当ててスーハースーハー(´-ω-)
 
 
 
 
はぁ~
ようやく楽になってきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
あの過酷な状況の中、みんなも苦しかっただろうに、必死に助けてくれた仲間に感謝してもしつくせません。
K太さん、クムも内心相当焦ったと思います。
でも、常に冷静でいて下さったので、無事に生還出来ました。
 
本当にありがとうございます(゜ー゜*)
 
 
 
 
 
~余談~
 
気を失っている間、
夢を見ていた気がします。どんな夢だったかは忘れてしまったけど…
とても気分が良くてフワフワしてました。
(後にみんなに聞いたところ、泡を吹きそうな位、苦しそうだったみたいですが…汗)
夢の中で、きっと私はポリアフに会ったのだと思います。
 
 
次回、もしまたマウナケアに登るチャンスがあったなら…今度はビジターセンターではもう少しゆっくり身体を慣らして、酸素ボンベも持参でリベンジしたいです!
↑懲りない奴。