ヒロに降り立った時からずっと
何とも言えない感覚がありました。
それが何なのか…初めは分からなかったのだけれど、
溶岩が見れるポイントを目指して歩いている時に、それははっきりと確信しました。
私達は試されている…と。
私達がハワイの文化を学ぶに値する人間なのか
この地に足を踏み入れて良いのか
そして、私達の思いがどれ程のモノなのかを試されている気がしました。
溶岩ポイントまで、近づくにつれ雨が激しくなってきました。
ペレが私達の根性を試している様です。
クムも「危ないから引き返した方が良いんじゃない?」と
でも。
根性が座ってる私達は
「絶対見たい〓」と気合い十分。
遠くからでも良いからこの目で溶岩を見たいんです〓と懇願。
そして、再び歩き始めた私達を嘲笑うかの様に雨はますます強く降ります。
でも、
そんな事ではへこたれません。
数メートル先は崖
深い切れ目の入ったラバー
一歩間違えれば大怪我します。
いつしか、全員が真剣に ただひたすらゴールを目指して黙々と歩いていました。
そして、ようやく溶岩が見えた時、
泣きたくなるくらい嬉しかったです。
これ以上先は危険だからと遠くからしか見れませんでしたが、
それでも迫力は充分伝わりました。
この島の力強い生命を感じました。
これぞハワイ。
原点を見た気がします。
ありのままの姿を見せてくれた大地にお礼をして
日も沈みかけてきたし、そろそろ帰りましょう~
みんな、懐中電灯用意してね~
は~いヾ(・∀・)
…Σ(゜□゜;)
ないっ!
リュックに付けておいた懐中電灯の先が取れてる~っ!
Σ(゜Д゜;≡;゜д゜)
どーしよー…
あるのは携帯の薄明かりのみ(-ω-`)ヤバい。
心優しいNちゃんが並んで歩いて一緒に足元を照らしてくれ…
ルナちゃんも前方を歩いて足場が悪いトコがあると声をかけてくれました。コロちゃんも後方でサポートしてくれてます。
なんて心優しいメンバーなんでしょう(T^T)
ふと気づくといつしか雨が止み
見上げると空は満天の星空
キレー
こんな星空見た事ありません。
ミルキーウェイも初めて見ました。
みんなの優しい気持ちがペレに届いたのでしょう。
一生忘れられない思い出になりました。
そして、無事に駐車場に到着。
生きた心地がしなかったけど、怪我なく帰って来れたのは皆さんのおかげです。
ありがとう