思い起こせば三ヶ月前のヤスダから…



ず~っと走り続けてきました。



三ヶ月前、国立に出ると言うチャンスを頂いてから…今、自分に出来る事を少しずつやってきました。


沢山のイベントに出させてもらい、度胸も鍛えました。



国立の為のお稽古も、いろんなイベントの練習などを挟み、自分としては決して十分とは言えない中、でもこれがこのクラスの通常なのかと…随分先を走ってるみんなの背中を見つめる事で精一杯で。



上達しない自分に苛立ち、自分が選ばれた意味を見失い、プレッシャーに押し潰されそうな日もありました。


でも、どんな時もお稽古は楽しくて…みんなと踊れる事が嬉しくて。



あっという間の三ヶ月でした。


国立劇場


リハで舞台に立った時、その格調高い雰囲気に足がすくみました。



高まる緊張の中、衣装に着替え、先生に髪飾りを付けていただき、パワーをもらえた気がしました。


また、どんなハプニングにも冷静に対応する先生方を見て、落ち着きを取り戻しました。



が、

本番直前、舞台袖で待機してる時に再び緊張が…ピークに!



一人ソワソワしていると、Hさんが「大丈夫!!」と優しく手を握ってくれた
おかげで心が落ち着きました。



で、あっという間の本番。



自分がどう踊ったか覚えてません。



曲が終わり、沢山の拍手の中、袖に引っ込むと…途端に張り詰めてた緊張から解き放たれ涙が止まりませんでした。



結果…
「MOST EXPRESSIVE 賞」
最も表現力に優れていたと評価していただきました。



いつも、お稽古で先生が曲の説明をしてくれる時歌詞の意味だけでなく、その曲に纏わる情景をお話してくれます。

作者の気持ちだったり、その場所だったり…


曲に対する深~い想いが伝わります。


だから、思いを込めて踊らないはずがない!



MOST EXPRESSIVE 賞は先生の愛で戴けた賞です。




そして…
『Hano hano award』
最も威厳のある賞!!


私達のハラウの名前が呼ばれた時…信じられませんでした。



最後にでっかいご褒美が待ってました(・∀・)



あぁ…思い出しただけでも涙が出ます(/_・、)



直前のキャンプでみんな各々にハワイを感じ、先生やクムに触れ、沢山の愛をいただき、みんなの絆が深まった証です。


フラを踊る…だけではなく、心まで育ててくれたクムや先生、インストラクターの皆さん。そして仲間達にどんな感謝の言葉を述べていいかわからない位感謝しつくせません。本当にありがとうございます。
 
でも、どんなに素晴らしい賞を戴いても、納得出来る踊りが出来なかったので、まだまだ頑張らなくてはいけません。
どんな大舞台でも動じない心、笑顔で見ている人達が幸せになるように踊りたいです。
 
 
激動の三ヶ月が終わりましたが、ここで立ち止まってはいられません。


明日からはまた新しいお稽古が始まります。



次はどんな素晴らしい出来事が待っているでしょう…


楽しみは尽きません