さて。今世間をザワつかせている映画 マミー 

を観てきましたキョロキョロ

多分ネタバレあります。



26年前に起きた 和歌山毒物カレー事件。

容疑者として逮捕され裁判の末に死刑囚となり

今も獄中にいる女性の 夫と長男をはじめとする当時関わった人たちに根気よく取材し何があったのか 事実を並べていくといった流れのドキュメンタリー映画でした。


これが冤罪ならば とんでもない事であり この家族が失った人生は取り返しがつかないものであるという視点から この監督はこの題材の取材を進めています。


その結果 決定的な証拠と言われた自宅から出た薬物が現場に残されたものと同じものとされた検査結果に異論を唱える学者の出現など報道されていない事実も出て来ます。


捏造なのか事実なのか。いろんなものが絡み合って死刑という判決になっているのですが。。


長男が マミーはやっていない。とは簡単には言えない。でも 記憶を辿って見た時に マミーがやったとは思えない。

と言ってます。驚くほど冷静に語る彼の人生を思う。


まぁ わからないけど。。冤罪の可能性っていうのは否定出来ないのかな?という仕上がりにはなっていたと思う。

しかし なんていうか。。。

もし 本当に無実だったとして。

普段の行いって言うのかな?

うん。その積み重ねが 結果 そういう憶測を呼んで 捏造ならこじつけやらに繋がってしまったのかなと思ったかな。

夫婦の黒い部分もかなりあけすけに夫が喋っていてこれはヤバいなと思ったよね。。。


しかし普段の行いがどんなふうでも 冤罪は許されない事。そういう話だよね。

もしも別に真犯人がいて 今も現場の近くに潜んでいるとしたら。。それが一番怖い。


札幌上映館はシアターキノ 9/13まで公開。