さて。伊勢市駅から4駅 電車で17分。
三重県多気郡明和町にあるのが 斎宮。
それはいったい何ですかー?
って事なんですが。ざっくり説明しますと。。
古代から南北時代頃まで660年続いた 天皇家の独身の皇女または女王が天皇が代わるごとに派遣され伊勢神宮に向かって祈りを捧げた場所。
まずは駅。こんな素朴な感じの駅です。
ホームからこの駅正面の反対側にある斎宮側には線路を横断して行けるようになっています。
私たちは 斎王宮の跡があるという 竹神社へ向かいました。
見つけたのはこの石碑。。
竹神社へも手を合わせて 斎宮へ向かいます。
この様な建物の横を通りまして。。
看板があった😅
この広い道。近所の小学生が通学路に使っていましたが。。実はこの道は。。
平安時代の復元道路との事。
いつきのみや歴史体験館は改築工事中でお休み。
斎宮はさいくう さいぐう またはいつきのみやなどと読まれるようです。
来年の2月いっぱいまでお休み。
広い野原。
規則正しく碁盤の目の様に作られた区画が発掘で見つかったそうです。
発掘作業は今も続けられています。
ここに当時の1/10 の大きさで再現されています。
ここで 斎王に仕える人たちが500人以上いたとの事。
まだまだ再現の途中です。
時間が遅かったので 施設をゆっくり回る事は出来なかったけれど ここで祈りを捧げる 女性皇族の姿を思いました。
代々の斎王 は総勢60人以上いたそうで 短い方は数ヶ月。長い方は10年以上の年月をここで過ごしたようです。そして 年に3回 伊勢神宮に行き祈りを捧げていました。 海岸で身を清めてから出発し 外宮から入り内宮へ向かう。
現代のおすすめのお詣りの流れって ここから来ているのでしょうか。
閉店間際の売店のスタッフの方と少しお話をさせていただいて 記念にコースターを買ってきました。日本遺産。なんですね。
ここに寄った事で 天皇家と伊勢神宮の古代から続けられてきたつながりの一端を垣間見ることが出来ました。