さすがに猛省してたら、2日連続でばーちゃんが夢に出てきてくれた、なんか嬉しくて悲しくて誰とも会いたくなくて家一歩も出れんかった
今はなんでも買えるようになったんやけど
ちっちゃい頃はご飯食べるのに必死で
ばーちゃんとは
もらってきた水飴を町に売りに行ったり
畑で育てた野菜を町にうりにいったり
町中の空き缶を拾ってうりにいったり
お金できんかったらで山いって山菜、魚釣りに行ったりしてなんとか食べてた
そう言うの知った友達からはポテトチップスとかお菓子を地面に投げられて「ほらカナマルンペン食え」と言われ「ありがとうございます、嬉しいけなみだ出るけ」って言い本当は悔し泣きしながらドロのついたお菓子を食べとった
同級生集まるホームパーティーやらクリスマスパーティーとかはワシは呼ばれんかった、洋服もないけ体操服を毎日きてたけ「カナマルんペンはクセーし、プレゼントも買えんのやからこんでいいけ」言われた。子供はホント残酷なことゆうんよ
てか普通に友達の家に行っても友達のお母さんが、ワシを見て汚すぎて臭すぎるからあげてくれんやった
毎日泣いてたわ
やけ、どーしたらいいかわからんくなって一回何も着らんでブリーフ一丁で学校行ったんよ
ほんなら学校が揺れるくらいうけた
けどばーちゃんが呼び出されてた
髪の毛も同級生がシャンプーリンスてのを使ってるのを知りイイ匂いしていーなーって思ったけ
髪の毛いい匂いさせたくてブルーベリーガムを噛んで頭に10個くらいつけていったこともある
これもばーちゃんが呼び出されてた
1番良かったのは、月に一回の粗大ゴミの日はすごかった
ばーちゃんと町中村中の粗大ゴミ置き場を回って大量にいろんな物を持って帰った
ある時大量の本を本棚ごとばーちゃんが持って帰ってきたそのときに読んだ豊臣秀吉の本は感銘をうけた、農民から天下をとった秀吉がかっこよすぎて、ばーちゃんに「秀吉みたいになるけ天下とるけ」て言うてオンボロになるまで読んだ。
この環境でありがたかったんはワシもあったことない母親のサラ金の借金取りの人がよくいらしてて、ばーちゃんを守ろうといつもトークバトルさしてもらったけ口が強くならせてもらった
それにつれて悪い事して非行に走り始めたんやけど
やっぱりばーちゃんが止めてくれたんよ
ご存知かんまる城もばーちゃんが石投げつけまくって壊したり、ボンタンも手で引きちぎろうとしたりと
まゆげ剃ったらクレパスで眉毛書かれたり
ソリ入れて横五厘で段いれて刈り上げたら全部髪の毛刈られたり泣かされるくらい全力でキレてくれたんよ
今回このタイミングでばーちゃんが出てきて「ワシが酔ったのをいい事にお金を貰おうととろうとしとる人がいるかもしれんけお金は気をつけりよ!」ってゆうてくれたんやろな
みんな!!自分の身は自分で守ろう!!