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子供たちとのあれこれ

子どもも大学生ですが、まだまだ娘の病気や学校ごとに伴走中です。
趣味のこと、仕事のこと、子どもたちのことなど、お話していきたいです。娘の進んだ理系大学のことは、特に興味津々です。

学校に通えなくなった娘です。

大好きな部活も欠席してしまいました。


以前からお世話になっているカウンセラーに話を聞いてもらった後で、大学の相談室?サポート室?の予約をとってきました。


サポート室にも前期からお世話になっていて、合理的配慮を既に受けられるようになっています。

ただ、「これは前期とは違う」とサポート室の担当の方も思ったようで、オンラインやオンデマンドでの受講をメインとする方針を提案されたみたいです。


どうしても登校が必要な体育実技と実験以外は、オンラインで、というものです。

履修の変更期間だったので、2つ登録していた実験は1つにするようにとも言われたみたいです。実験は登校が必要なだけでなく、負荷も大きいみたいなので。


サポート室の担当者からも、かなり疲れていると指摘を受けたようです。娘の最近の睡眠時間は、部活がなければ9〜10時間くらい。それでも、授業がない日は昼間も寝てしまう。精神的ダメージがあると、寝られないタイプと寝ないと耐えられないタイプとがあるが、娘は寝るタイプと言われたみたいです。

だから、この半年はしっかり休みましょう、と言われたということです。


娘は、オンラインで受講することは逃げだという気持ちがあったようです。それが、大学側から、オンラインを中心にと提案されたことで、気持ちが楽になったと話していました。

でもね、今度は、オンラインで単位をとったら、友達に「ずるい」と思われるんじゃないかって心配にもなってますけど。


オンラインは確かに楽かもしれませんが、各教授への連絡や、どのように受講するかというやりとりは自分でしなければなりません。これが気持ちが落ちている娘には結構大変。

でも、のんびりしていると欠席が増えちゃう。

それはそれで、娘にとっては不安材料が増えてしまう。

そんな訳で、「今日は2人の先生だけに連絡」というふうに少しずつ、でも悪影響が出ないように、なんとか連絡を取っていきました。


中には、課題が手渡しだからとか、オンラインは想定していないとか、対面でしか授業しないという教授もいらっしゃいましたが、多くの先生は協力的でした。対面のみという授業は登録取り消しにするかと思いましたが、それも疲れると言って、できる範囲での登校を考えているみたいです。結局、部活にも参加したいので、週4日登校することになりそうです。

まだ、返信が来ない教授がいたり、送られてくる動画にアクセスできなかったりと、上手くいかないことも多いのですが、何とかスタート地点に立てたかなという感じです。


実際、オンラインやオンデマンドだと、受講に漏れがありそうだとか、課題の管理とか、タスク管理は大変そうです。

でも、娘にとってはスケジュール管理の練習にはなると思ってます。社会人なら必須のスキルでしょうし。

さあ、これから、どの程度、登校できるでしょうか。


今回の件を経て、私は、自分自身が少し病気を甘く見ていたなと感じています。

大学入学のこの4月から、娘が思ったより元気に通えていたものですから、病気への対応を怠っていたのです。娘は主治医から言われていた治療にも取り組めていなかったし、カウンセリングにも通えていなかった。私も、娘の病気からくる良くない行動にもあまり声掛けをしていなかった、などなど。

大学に通えていたから、「普通」の大学生のように接している部分が増えていたのです。

もう一回、病気との付き合い方を見つめ直して、気を引き締めていこうと思います。