人生は深爪だ（俺の場合は左手だけ）

深爪です。わたくしの人生は、基本的に、日々、深爪です。深爪とは。爪を短くみじかーく切ること、でしょうか。その「短く切った爪」に「深爪」と名付ける日本語の妙よ。面白い。だって、あんまガッツリと爪を切らない状態を「浅爪」とは言わないじゃないですか。でも、ガッツリと爪を短くみじかーく切ると、それは「深爪」と名付けられるのです。日本語って不思議。「浅い爪」は表現上存在しないが、「深い爪」は表現上は存在しうるのです。実際として「深い爪って、なんやねんソレ！そんなもん現実に、あらしませんがな！」ってなっても。言葉の表現上は「深爪」が、存在するのです。日本語って不思議。

で、「深爪」って、英語でなんて言うのよ？「deep nail」ではないだろう、という予想はつくのですが、実際に英語で「深爪」をなんと表現するのか、わたくしは、知りません。で、今回は、敢えて調べません。そのうち、調べます。その時に「ああ、英語では、『深爪』を、そう表現するのか～。オモロいなあ～」と思う事にしようと思います。なんだこの謎の「敢えて調べない」感は。

ま、いいや。とりあえず、僕は、日々、深爪です。でもまあ、深爪、って思うのは、基本的に左手だけ。右手は、特にまあ、爪が伸びてても、あんま気にしません。でもまあ、左手が深爪野郎だと、そらまあ右手も深爪野郎ですけどね。左手だけ爪を切って、右手の爪は切らない、なーんて選択肢は、基本、ないので。んで。なんで、左手だけ、深爪なのよ？その理由にピーンと来る人は、もちろんあなたもバンバンにミュージシャンですね！しかも！右利き用のギターを弾くギタリストですね！同志ですね！と、ゆーことなんですよ！！！

アレです。ギターを弾くときは、右利き用のギターを弾く人は、左手で弦を押さえるんですね。右手はコードストロークしますわな。んで、左手の指の爪がちょっと長いなあ、伸びてきちゃってるなあ、って感じになると、弦が押さえづらくてしゃあないんですわ！コレはマジで。もーねえ、ギタリストの人は秒で同意して貰えると思うんですが、マジで！指の爪が長い状態だと、その指で弦を押さえるのがバリ精神的苦痛。肉体的苦痛、ではありません。精神的苦痛、なのです。

「うがあ！弦が押さえづらい！一刻も早く指の爪を爪切りで切りたい！そーじゃないとギターを弾きたくない！何故に爪は伸びるんだ！？そして何故俺は、昨日のうちに指の爪を切らなかったのか？俺のバカ！昨日のうちに指の爪を切っておけば、今日の俺は至極精神的に満たされた状態でギターを弾くことができているのに！昨日の俺の、バカーん！！」

という気持ちになって、ギターを弾くことに嬉しさと喜びを見出せなくなってしまうのですよ。弦を押さえる側の指の爪が伸びているだけで！いやあ、おっとろしいことですねえ、、、

だから、僕の人生は、深爪野郎なんです。深爪じゃないと、イヤなんですよ。で、今の僕は、実は、ちょっと爪が伸びている、、、一刻も早く、爪を切りたい！ですので、寝る前に、切ります。次の日、ライブなんで。ってかもう日付変わるし、今日、ライブなんです。弾き語りの。爪が伸びた状態でライブをすることは、精神的苦痛の極みなんで、絶対に避けたい。ですので爪を切る。それから寝る。ソレが今夜の俺の一番大事な事なんだなあ。ほな、こんなブログを書いてる暇あれば、とっとと爪切りしなさいよ、ですね。正解です！このブログ書き終わったら、ソッコーで爪を切ります！そして、寝ます。

ちなみに、すげえ不思議なんですが、ギターの弦を押さえるときは深爪に超心がけるんですが、ベースの弦を押さえるときは、全然気になりません。ま、不思議、というか。僕は、ベースの弦を押さえるときは、指の腹の部分（これもオモロイ表現よね。『指の腹』って！指に腹があるのか？っつーの！あっと話がズレた）で、ベースの弦を押さえるからなんですね。ギターは、指の先で弦を押さえるから、深爪じゃないとダメなんですよ。そのあたり、ギタリストのかたとベーシストのかたと、すげえ酒を飲みながらすげえ深爪談義をしたい！そう思う日々です。

あ、自分の弾き語りライブの宣伝、しとこ。