なんとなく、
そうかなと思って

鳴っていた他の人の内線をとった

やっぱり、
彼だった


気付いてるよ
あなたは、たとえ他の人に用があっても、
その人にしか電話をかけてこないこと


取り次いで、
受話器を置く。

電話を代わった、その人は言う。

『いや、近くにいましたよ?』

きっと彼が、
席にいなかったんですか?
とでも聞いたんだろう


私が、あなたからの電話だと思って、急いでとったの、
気付かれたかな…

いやだったかな…

いやだよね…


彼と、楽しそうに話す声が聞こえる

何を話してるんだろう

何に笑い合っているんだろう


聞きたくない

そんなの聞きたくないよ

私には、必要最低限の言葉しか、言わないのにね

100%嫉妬だ

そして今日の電話のことも、きっと考えすぎ

そんなこと彼は聞いていないかもしれない

考えすぎって分かってるけど、
そう思ってしまう

あーーーもーーー
いやだな、
こんな自分