子育ては育児書通り、経験者の言うとおりではないと確信したのは
長男を初めて耳鼻科に連れて行った時でした
鼻を悪くしたのですが耳の中をみて先生が
「 お母さん、耳垢とってあげなくちゃ!つまってますよぉ~ 」 といい
見たこともないような大きな耳垢を取り出しました
当時マニュアル族の私は
「 うわぁ~ハハ、 アレ? 育児書には綿棒でお風呂上りにチョイチョイでいいって・・・・ 」
でも、そうではなく、現実的にモノを見せられて
これは、私が取るしかないと・・・・・
それ以来、2人の子供達の耳垢とりが快感になってしまいました
日頃、反抗的な子供達もこの時ばかりは大人しい
学習机に頭を乗せてデスクライトを耳の穴にロックオン
いつの間にか私は気難しくニコリともしない耳鼻科の先生になっています
世間話は不必要
この世の中で二人の人間の耳の穴を操る私
おっと、この先は痛いかなと思ってつつくと
案の定、 「 ぎゃ-~~!いてえぇぇええ 」 と素早い反応があります
泣く子も黙るではなく笑ってる子も泣き出すのが我がクリニック
実は三人目を増やそう、今度は大人を・・・と意識向上し
旦那さんを引き込んだのですが
最初から先生に対して全幅の信頼を寄せている眼差しがみてとれず
施術中もギャーギャーと子供よりウルサイ
さすがに別の女の手で育てられた人間は扱いにくく
我がクリニックに出入り禁止、こちらからお断り致しました
この夏、初めてこの人を見たときから私の頭の中は
どんな試合をするのかとかどんな発言をするのか
ではなく
どういうふうに耳垢とってあげようかと
先生の私はウズウズし
テレビを見ながら頭の中では右手に耳掻きを握って
イメージトレーニングに励んでいます
(イヨッ!耳鼻科の財前教授!!)
北京オリンピック 柔道100㎏超級 金メダリスト 石井慧

