通っていたクリニックの投薬方針と、注射が体に合わない問題から
再びネット検索をしていた私。
そのとき、ある方のブログの記事を見つけて驚いたんです。
おなじ西新宿に有名な不妊治療クリニックがあることは知っていました。
加藤レディースクリニック(以下、KLC)という、大き目の不妊治療(体外受精)専門病院で
朝9時前からビルの前に何人も並ぶほどの有名クリニック。
最後の砦とも言われていて、あちこちで不妊治療、体外受精まで行ってなおも出来なかった人が
最後に訪れるクリニックだと。ゆえに、地方や、海外からも利用者がいるらしい、と。
ながらく本気で不妊治療に取り組む人にとってKLCの独壇場だったが
数年前にKLCクリニック出身の別のかたが出したクリニックが新橋にもあるらしい(2017年での話)
事前に把握していたのはそのくらいの情報でした。
当時、最初にKLCの存在を知ったとき、
私は、「そこまで有名なクリニックだから、そりゃ医学の限りを駆使し、相当に急進的な治療を行っているんだろうな」と思ったんです。
徹底的な周期治療のためKLCに通うために仕事を辞めた人のブログがあちこちで見かけていて、
相当な費用が掛かる事もよく書かれていました。
だから、勝手に、
きっとばんばん投薬や注射をされるのだろうし、
相当な覚悟が無ければ通えないだろうなと
思い込んでいたんです
ただ、そのとき私が目にしたブログの記事に書かれていたのは、まったく逆のことでした。
「KLCでは、自然周期を大事にしていて、排卵誘発剤くらいは服用するけれど、
ホルモンを過剰に刺激するような注射などの治療は推奨していない」
というもの。
記事は、私がしたのとまったく同じ、黄体ホルモン注射を、
別のクリニックで何回も打たされてた人が書かれていたブログでした。
その方は、やはり不妊治療でずっとあちこちのクリニックに通っていて、
KLCに行く前の最後に通ったクリニックで打った注射の影響で
卵巣の状態が悪くなってしまって、
なかなか改善しないと書かれていました。
そのなかで、KLCの上記のような治療方針が紹介されていたのですが、
それを読んで私は、目から鱗を通り越して、青天の霹靂にちかい衝撃を受けました
え・・・
今まで私がやってたことって、なんだったん???
×小さい病院=体に良い穏やかな処方
×大きい病院=体に負担のかかる急進的な治療
って、イメージだけで決め付けて、
むだに卵巣傷めつけただけじゃん
ちょうどその頃、
仕事が忙しくなってきていたことと、
引越しの話が浮上し始め、
この情報を元に、どう進むべきかの方向性を見失いかけていたこともあって、
しばらく妊活をお休みすることにしました。