こんにちは照れ


前回の記事の続きです。

下記には子宮外妊娠のことや手術の記述があります。読みたくない方は読み飛ばしてくださいね。


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2017年6月24日(土)

午前2時に
妊娠検査薬で妊娠を確認し、
午前9時半には
卵管ごと赤ちゃん(受精卵)を取り除く手術


あまりにも急な展開でしたが、
お医者さんからは
いつ出血性ショックを起こすか分からないからと言われました。


手術は
○腹腔鏡手術となる。おへそ、下腹部3ヶ所の計4ヶ所な小さな傷が残る。
○全身麻酔となる
との説明がありました。
(他にも説明あったと思いますが覚えてませんアセアセ)


説明や同意書記入が終わると、
手術着に着替え、
ちょこっと剃毛もされました笑い泣き


この時点では

「麻酔と尿道に管入れられるの痛そうで怖いな~」

と、未知の痛みのことばかり考えてました。


車イスに乗せられ、移動。


手術室までの移動の間、
夫は看護士さんに
「酔いつぶれてたんだって!?
といじられてました(笑)


手術室の前で夫とはバイバイバイバイ
中に入ると、廊下が続いており、
医療ドラマで見たような緑色の景色でした。


数ヶ所ある手術室の中で
一番手前の手術室に入りました。


背中から麻酔を入れるため、
手術着を反対に着直して
背中をパックリ開けた状態に。


手術台に自分で乗り、


「麻酔を注射で入れるから横向きになって背中丸めてねー」
と言われました。



背中を丸めて深呼吸したその瞬間、
急に悲しさや怖さが襲ってきました。


「麻酔で眠って起きたら、もうお腹に赤ちゃんはいないんだ。」

「この子の存在を認識して、数時間しか一緒にいれなかった。」

「体(臓器)の一部が無くなってしまう。」


震えが止まらなくなり、泣いてしまいましたえーん



お医者さんからしたら
麻酔が怖くて
泣いてるように見えたかもしれませんアセアセ


そして、手術室には
意外にも音楽がかかっており
その音楽がまた私の心を揺さぶったんです。



「ノンフィクション」平井堅
https://youtu.be/UhzXKdRSh9w





その当時、TBSで日曜日に放送されていた『小さな巨人』というドラマの主題歌音符

歌詞がズンっときましたえーん
下矢印下矢印下矢印下矢印下矢印下矢印下矢印下矢印
(3回目のサビの歌詞)
何のために生きてますか?
誰のため生きれますか?
僕はあなたに あなたに ただ会いたいだけ
人生を恨みますか?悲しみは嫌いですか?
僕はあなたの  あなたの本当を知りたいから
上矢印上矢印上矢印上矢印上矢印上矢印上矢印上矢印

この選曲したの誰ーーー!?
泣けるんですけどーーー笑い泣き堅さんサイコー
と心の中で突っ込んでました。


最後まで曲を聞かない内に
意識がなくなり。。。



「手術終わったよ」
と起こされた時はまだ手術室の中でした。



『もう赤ちゃんも右の卵管もいない…』
動けないし喋れないけど
やっぱり泣けてきて涙がこぼれました。


寝た状態のまま運ばれ、
手術室の前で待ってた夫は
私が泣いているのを見てビックリびっくり



お医者さんが
「悲しいんですよ」と
気持ちを代弁してくれて
嬉しかったのを覚えてます。

しばらくたって、私が落ち着いた頃
お医者さんが来て手術のことをお話してくれました。


「卵管は手術した時には
もう破裂していました。
破裂していたことやホルモンの数値から
しておそらく8~9週にはなってたと
思われます。
破裂した卵管の周りに血餅(?)という
血の膜ができてて、それのおかげで
大量に出血せずにすんでたようです。」



その話を聞いて、
こじつけかもしれないけど
赤ちゃんが血餅を作って守ってくれたのかな
と思いましたお願い


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私の場合、
妊娠判明から手術まで時間が無かったので
精神的ダメージはある程度
少なかったかもしれません。

(それと、あまり現実味が無い感じが今もあります。)


それでも結構な期間、
ふと涙が出たり、胸が苦しくなったりがありました。


妊娠って本当に奇跡で、
無事に出産できることは
すごくすごく尊くて、
奇跡がいくつも重ならないと
実現できないことだなと感じています。


全ての妊婦さんに幸せがありますように、

つらい思いをした妊婦さん、
お母さんたちに、また幸せが訪れますように
と願わずにはいられません。


そして私も無事、出産できますように!!


子宮外妊娠の記事はこれでおしまいです。

今回も長々とお付き合いありがとうございましたニコニコ