先日、体感型古代エジプト展

「ツタンカーメンの青春」を観に

角川武蔵野ミュージアムへ行ってきました。

東所沢の駅から10分少し歩いた先に

こんな斬新な建築物がドカン!と現れます。

これが角川ミュージアム。

エジプト展にピッタリだな。

最終日も間近だったので混むと思いきや

空いてた!ラッキー☆

 

地下での展示なんですね。

ワクワク..

 

階段を降りた所でさっそく

河江先生が出迎えてくれました。

プロジェクションマッピングですw

 

いよいよ冒険の旅へ〜♪

さて、ここが入口です。

人が少なくこの時、私1人。

奥に見えてるのは..なんだ?ドキドキ

 

きゃー!いきなり玄室が奥に!

撮影可ということで

遠慮なく撮らせていただきます。

 

本当に精巧なレプリカ!

本物みたいでなんだか緊張するw

 

儀式用戦車の後ろ姿。とっても綺麗!

 

正面。

つい、本物と錯覚してしまうw

 

子供の頃のツタンカーメンの部屋を

資料を基に想像して再現したらしい。

部屋に踏み入った感覚になれる♪

それにしてもゴージャスだ☆

 

大きな厨子が三つズラリと並び大迫力!

大きな厨子の中に順に小さな厨子が収まり、

その中に大きな人型棺から順に棺が収まり..

と、マトリョーシカの様になんと、9つも重なり

ミイラは護られていたそうです。

 

一番大きな人型の棺

繊細で細かな装飾で隙なく全面覆われた棺。

 

2番目に大きな人型の棺

何故か?親近感が湧く気がしたお顔w

レプリカと解っていても、こんな近くで写真なんて..

いいのかなぁ。なんて少しドキドキ。

 

プロジェクトマッピングで映像も。

三つの人型棺に続き

一番奥に浮いて見えるのは黄金のマスク。

 

実際はこんな風に発見されたらしい!

あんな大きな厨子があの小さな玄室に??

どうやって??組み立てたのかな?不思議です。

ちなみに、

墓が他の王に比べとても小さいのだそうです。

その理由に19歳と、若くして亡くなったので

用意する時間がなかったからとも言われています。

 

わ♡可愛い!チャッ君みたいw

 

横みたらこんなに鼻が長い。

アヌビス神。死者の守り神だそうです。

 

アヌビス神が乗っている厨子でした。

シッポが長い後ろ姿も美しい。

日本のお稲荷さんに似ているね。

 

ツタンカーメンの父上。アクエンアテン。

太陽円盤のアテンの神に向かっています。

 

元々古代エジプトより続く多くの神々を崇拝する

「多神教」から太陽円盤の神であるアテンのみを

崇める「一神教」へ宗教改革を断行した異端の王。

 

アテン神とは彫像がない神様で

まさに太陽そのものを

アクエンアテンは崇拝していました。

ところが大衆から支持を得る事はなく

王を継いだツタンカーメンによって

国家神アメン・ラーを頂点とする

多神教に戻されたそうです。

 

異端の王アクエンアテンとその息子、

ツタンカーメンは歴史から消される存在となります。

しかし、そのおかげでツタンカーメンの墓は

盗掘を免れたのです。

今から約100年前に発掘されたんですね。

 

ツタンカーメンという読み方は日本だけで

本当はトゥトアンクアメンというらしい。

ヒエログリフ↓

トゥトアンクァーメン→ツタンカーメン

になったのかなw?

 

この写真↑

陰影のせいでETかと思った!

薄目で見てみてっ(*´艸`)w

違う違うw
羊頭のスフィンクス姿のアメン・ラー

(ラーとは多神教における太陽神)

..に護られるトゥトアンクアメンの像です。

 

アクエンアテンが背を向けた所に

配置されてたのがこれらの像。↓

多神教の神々ですね。

 

ミイラのコーナー。

カノプス箱・カノプス厨子とその天蓋

カノプスとはミイラにする際取り出された臓器を納める壺の事。

白いのがカノプスでしょうね。チョットコワイ..。

ちなみにこのカノプスは

ツタンカーメンのモノでは無かった可能性があり

(顔がツタンカーメンと違うことから)

未だ、明らかにされていない謎があるようです。

 

ミイラのレプリカや色々と展示してあったけど

時間が無くなってきたのでここはさっと見てしまった。

 

プロジェクションマッピングのエンディング。

 

体験型古代エジプト展、

1人で行ったけど、凄く楽しかったです♪

結構ゆっくりは観たけれど..

時間が足りなかった〜。

もっとジックリ観たかったな。

 

本物はもちろん、もっと重厚で大迫力なんだろう。

だけどこのレプリカも相当スゴイので

見る価値は十分あったと思います!

このレプリカの製作者の皆さんも凄い!

埼玉でエジプト体験をさせていただき感謝です。

この展示が終わった後、

レプリカはどうするのかも気になるところです。