「THE BATMAN-ザ・バットマン-」観てきました。

最近、マーベル映画ばかり目立ちますがたまにはDC映画も観ないとね♪

とは言え、何でバットマンなの?と思ってしまいますよね。
今までいっぱいバットマンの映画がありましたからね。
今更感満載で観てきました。(;^_^A

今回のバットマンは今までのバットマンとは全く繋がりが無く新たなストーリー展開になっています。

バットマンと言えば今までもダークヒーローでしたが今回はよりダーク色が濃くなっています。
なので顔色悪く、メッチャ根暗で危ないヤツ感満載で警官たちにも異常者扱いされています。
でもゴードン警部補だけが今までのバットマンと同じく理解者で味方です。

今回の悪役はなぞなぞや暗号を残して犯罪のヒントを残す「リドラー」という知能犯です。
「リドラー」はゴッサム・シティの有力者をターゲットに次々と惨殺していきます。
その度にバットマン宛の暗号が残されていてバットマンも事件に巻き込まれていきます。

なぜリドラーがバットマンを敵対視するかというと殺害されたウェインの父親トーマス・ウェインに関係があります。

大富豪のトーマス・ウェインは私財を投じてゴッサム・シティの再開発を計画していました。
でもトーマス・ウェインが殺害されてしまったため巨額の資金が宙に浮き街の有力者たちがその金に群がりました。
今のゴッサムの有力者たちはこの時私腹を肥やしたんですね。
一方、このお金は孤児院の援助に使われるはずだったんですが有力者たちがポッポ内々してしまったため孤児だったリドラーは怒ってるんですね。

要はこのお話、富裕層と貧困層の間にある格差社会を問題にしています。

日本でも社会からこぼれ落ち人生に絶望した人が社会や他人を恨み見知らぬ人を道連れにする拡大自殺が問題になっていますよね。
リドラーも同じく大量殺人を企てるのですがバットマンが立ち向かいます。

今回のバットマンは初期のバットマンのようなおふざけ映像などはなくダークナイトに匹敵する見応えのある作品に仕上がっています。

上映時間3時間とちょっと長過ぎる気もしますがいい映画なので是非映画館でご覧ください♪