夢を見まして…

お昼過ぎに携帯をいじりながら寝ちゃって、三時になる前辺りまで寝てたみたい。

見た目は現代と大して変わらず、でも少し昔の異世界っちゅー設定らしい。

でもしかし日本だろココ、みたいな。

あちきはおおっぴらに存在してはいけないので、見付からない様に隠れていたら、よく漫画に出て来る様な少年、何というか冒険チックな格好の11~12才位の男の子に見付かってしまって逃げようとするけど逃げられず、いきなりこの世界に居て何が何だか解らない、どうしたらいいんだか…と事情を話すと、かくまってくれることになって。

けどそこは今、限界態勢になってるから、やはり目立たずに行動しよう、と。
いつもは大勢の人で賑わうその場所も何故か自分とその少年くらいしか見当たらない。

おかしいな…警備兵すら居ない。

少年が呟く。

えっ……。
あちきはただオロオロ…。

結局二人して身を隠しながら様子を探る事になった。

が。


おおぃっっ。

隠れてるつもりかそれで!っつー位ミエミエな外階段の下。

いや、あんたはイイがあちきはムリじゃねぇ?

ともかくそこにするなら仕方ない、そうしゃがみ込もうとしたその時、目の前の道に向かって大勢の人が走って来るのが判って、見付かる!! と慌てるあちきと少年に気付きもしないで人々は目の前を通り過ぎ、右角を曲がり、三方を建物に囲まれた奥の広場に走って行った。

走って行った人の中には、あちきと同じ世界の人間だな、と何故だか判る人も数人いたし。
向こうもあちきに気付きながらも他の人達と一緒になって走って行った。

何があったんだ?
様子を見てみよう。

建物の影に身を隠しながら広場集まる人達の様子を伺っていると、建物の3、4階辺りのベランダにマイクを持ちながら大声で話す男性が。

あ゛っ、欣二君だ。
一応、会社の後輩ね。
何やってんだ、あんなトコで?

これまた、よく漫画とかで描かれる、指導者っつったらコレでしょ、的な白く長いローブを着ちゃって。

しかもあーた、今なんつった?!

戦争?!


いやーーー!!

こんな訳わからん世界で死にたくない!!

オマケに敵はすぐ近くまで来ている、って。

んなバカなっ( ̄▽ ̄;)

思わず広場と反対の方を見れば、城壁はあれど門は無しの状態。
しかも、一応塞いでるつもりソレ? な感じで、これまた上野駅発やら東京駅発やらの特急を持ってきて。

それよりもあちきは敵の方が気になって隠れていたのも忘れて出て行ってしまって、オマケに何故か地面から抜かれて建物に立てかけてある電信柱によじ登って特急の先を見てみた。

んん~~(´~`;)

己の目が悪いのか、はたまた想像力がないだけなのか、見ようとする先はボヤケまくってよく見えない。

降りてみて、納得がいかずにもう一度上ろうとして、柱の真ん中にヒビが入っているのに気づく。
いくら何でも嫌味だろ、ソレは。
ヒビに気をつけながらも上ってみる。

やっぱり見えない。

渋々降りた途端、柱の奴め! ポキッどころかグニャリと曲がりやがったぜオイ!

どーしようどーしようと慌てるあちきを無視して人々がわらわらと移動を始める。

地下に避難だ!


地下かいな!