介護ベッドが入った翌日12/17は用事があったため私は帰宅し夜遅く妹が来ることに。

その日の母は日中ずっとベッドの上にいて、トイレに行きたくなると起き上がろうとするので父が介助しながらトイレに入る。

どんなに具合が悪くても毎日湯舟に入りたがる母のため、父が支えながらなんとか入浴もさせたそうだ。

 【その日の父からのLINE】

 5時前に後ろから抱きかかえるように支えてトイレに行った。ベッドに帰った後で白湯をコップ1杯飲んだ。これから風呂に入れる。

 後ろから抱きかかえるようにしながら足から母の自力で湯舟に入り、体をタオルで擦り洗いしてやって湯舟から母の自力と父の後ろからの抱き支えで出て、タオルを敷いた椅子に座らせた。自力で歯磨きは出来そうにないので、コップ1杯のうがいをさせた。ベッドに戻り足と手の爪を切ってから寝させた。この作業はかなり力を要す。

 

その日の夜、トイレが間に合わず初めて失敗。

翌日12/18の明け方にも失敗したため妹が履くタイプの大人用おむつを買ってきて履かせたとのこと。

用事を済ませて私も実家へ。

母はベッドの上で寝ており、問いかけへの反応は少なく頷いたり顔を振る仕草でなんとなく意思を判断する。トイレは自力で行きたがる(起き上がろうとする)ので父と二人がかりで前と後ろを支えながらトイレまで誘導し介助。トイレに行くまでの間にオムツに漏らしているが一応トイレに座らせてオムツ交換をする。

 

夜、介護用品のパンフレットを見ているとトイレに取り付けるつっかえ棒式の手すりがあったのでケアマネさんに連絡し取付をお願いする。

明日すぐに来てくれるとのこと。

 

早速トイレに手すりを付けてもらったものの、手すりにたどり着くまで、右半身に力の入らない人間を支えながら歩くのはかなり無理がある。母は身長が高く(入院時に病院で測ったときは163cmだった)骨太で体重もそこそこある。父が前側を支え、私が後ろを支えながらよちよち歩きでトイレまで歩く間「このままじゃ、絶対誰かがケガをする!!」と本気で危機感を感じ、完全おむつ生活にした方が良いのではないかと父に提案した。父はまだなんとかトイレまでは行かせてやりたいと思っているようだ。

 

そして気になるのはかれこれ3日は大便が出ていないことだ。意思表示があまりできなくなっても食事はそこそこ取れていた。母はもともと便秘症でいつも漢方薬を飲んでいたがそれも飲めなくなってしまったので仕方ないのだが。

とにかく明日の訪問診療で介護方法も含めて不安なことをプロに相談して少しでも安心したかった。

 

【父のメモ】

12/17 昼はトイレに行きたくなったら起き上がろうとする。父が支えながらトイレと風呂に入る。右麻痺。ほぼ1日中ベッド。会話不可。時々頷きと首振りで意思表示。夜初めてトイレ間に合わず。

12/18 明け方もトイレ失敗。オムツを履く。意思表示がほとんどない。問いかけにも反応しない。右側に力が入らず、二人がかりでトイレ介助。オムツに小を漏らしている。トイレに座らせると少し小をする。大便が2日出ていない。

12/19 朝、トイレに誘導。オムツに小水していた。昨夜からベッド上の身動き頻繁で落ち着かず。朝食は比較的食が進んだ。皆少しずつだが卵サンド、スープ、野菜ジュース、蒸しパン、ゆで卵、下仁田ネギ煮つけ、ヤクルト1本。昼前にもう一度トイレに行ったがこれも小水をオムツに漏らしていた。トイレに手すりを取り付けてもらった。午後便をさせたくてトイレに座らせるも出ず。二人がかりでもトイレの座り込み立ち上がり動作は労力過大。呼びかけに対する言葉の意味は理解しているようだ。