足がつりました
椎間板ヘルニアを発症して、すでに1か月半以上が経ちました。
右足には、まだ炎症による痛みがあります。とはいっても、整形外科で処方してもらった痛み止めを飲んでいるので、今はそれほど強い痛みを感じることはありません。
ただ、ふと考えてしまいます。
これは薬のおかげで痛みが抑えられているだけなのか。それとも、本当にヘルニアが治ってきているから痛みが軽くなっているのか。
自分では、まったくわかりません。
それでも、なんとか普通に歩けるところまでは回復してきました。
しかし、ここで少し焦りが出てきました。
このまま何もしないでいると、足腰の筋力まで衰えてしまうのではないか――。
というのも、私は来年も、今年と同じようにマスターズ陸上に出場したいと思っているからです。
もう一度、走りたい
私は2年前から、スプリントに取り組み始めました。
大腸がんの手術を受けて以来、大会に出場するなら、できるだけ結果を出したいという気持ちが強くなりました。
そして今年、地方の大会ではありますが、マスターズ陸上M70の200mと400mで優勝することができました。
あのときの爽快感は、今でも忘れられません。
「できれば、75歳くらいまでは、こんなふうに走り続けたい」
そう思うようになりました。
ところが、そんな矢先に椎間板ヘルニアを発症してしまったのです。
私は自分の体を信じて、手術をせず、自然治癒を目指す道を選びました。
今になって、「あのとき、手術を受けたほうがよかったのではないか」と、少し後悔することもあります。
それほど痛みがひどく、しかも症状が長引いたからです。
20歩だけ走ってみる
最近は、なんとかまともに歩けるようになってきました。
すると、少し調子に乗ってしまいます。
「もう少し走れるんじゃないか」
そう思って、20歩程度だけ、スプリントの真似事をしてみるのです。
しかし、まだ右足に全体重をかけることができません。
怖くなって、すぐに走るのをやめます。
そして、またウォーキングに戻ります。
現在は、1回に1万歩程度のウォーキングを続けています。
ただ、歩いていると、左右の足への体重移動のバランスが明らかに悪いのです。
自分では正確にはわかりませんが、右足をかばって歩いているため、左足に余計な負担がかかっているのかもしれません。
そして、その影響なのでしょうか。
先日、明け方に、これまで経験したことがないほど左足が激しくつりました。
「いててててててー!!」
心の中で叫びました。
あまりの痛さに、布団をはねのけ、ベッドから転がり落ちるようにして、フローリングの床に四つん這いになりました。
左足のふくらはぎを見ると、筋肉が明らかにカチンカチンに固まっています。
痛みに耐えながら、なんとか左足の指を思いっきり反らします。

しばらくその状態で耐えていると、ようやく少しずつ痛みが治まってきました。
その後、ふくらはぎに湿布(ロキソプロフェンテープ)を貼りました。
これで、なんとか落ち着きました。

ところが、今日は今度は右足に異変が起きました。
左足がまたつってはいけないと思い、今日は意識的に右足に体重をかけて歩いていたのです。
すると今度は、もともと痛めていた右足の方の膝が痛み始めました。
「これは、やばい」
そう思いました。
すぐに足への負担を減らすため、ストライドもピッチも少し落として、ゆっくり歩いて帰りました。
あちらをかばえば、こちらが痛む。
こちらをかばえば、あちらが痛む。
まるで、いたちごっこです。
椎間板ヘルニアになってから、体のバランスがすっかり崩れてしまったように感じます。
「もう、体中がガタガタだな……」
そんな弱音を吐きたくもなります。
でも、無理をするのは、もうやめます。
焦って走って、また悪くなってしまっては元も子もありません。
今は、できることを一つずつやっていこうと思います。
そして――
絶対に、元の状態に戻します。
来年、もう一度、思い切り走るために。































