私の最近のマイブームは、片足立ちです。
ちなみに、「マイブーム」という言葉は和製英語で、英語ではありません。
それはさておき、なぜ片足立ちなのか。
これは、スプリントの練習を始めたことが関係しています。
スプリント(全力疾走)と片足立ちには、極めて密接な関係があります。![]()
片足立ちが安定してくると、「走行中の体幹が安定し、地面からの反発力を効率よく推進力に変える」ことができるようになります。
走るという動作は、本質的には「連続した高速の片足立ち(片足ジャンプ)」の繰り返しだからです。
つまり、片足立ちの能力(片足支持力)を高めることが、スプリントに良い影響を与えるというわけです。
では、具体的にどのような効果があるのでしょうか。![]()
1. 骨盤のブレを防ぎ、推進力を生み出す
片足立ちの際には、お尻の奥にある中臀筋(ちゅうでんきん)が働き、骨盤が外側へ逃げるのを防ぎます。
スプリント中、片足が着地した瞬間に骨盤が左右へブレると、前へ進むためのパワーが横方向へ逃げてしまいます。
片足立ちが安定していると、骨盤が水平に保たれ、地面を真っ直ぐ後ろへ押し出せるようになります。
2. 大きな衝撃をうまく受け止め、反発に変えられる
スプリント時の着地では、体重の約3〜4倍もの衝撃が片足にかかるそうです。
片足立ちでピタッと止まれない、つまり体幹や足首がグラつく状態では、着地の衝撃を骨や関節でダイレクトに受けてしまいます。
その結果、ブレーキがかかるだけでなく、怪我の原因にもなります。
3. 足裏の感覚(固有感覚)が発達する
安定した片足立ちには、大腿部などの大きな筋肉だけでなく、足の指で地面をつかむ力や、足裏の神経感覚も重要になります。
スプリントの着地時間は、わずか0.1秒前後。
その一瞬で地面の状態を捉え、適切なバランスを取るための「足裏のセンサー」は、静的な片足立ちのトレーニングによって養われます。
このように理屈を並べてみましたが、結局のところ、最後は動物的な感覚なのだと思います。
片足立ちがうまくできると、フォームが美しく保てる。
そして、速く走れそうな気がする。
そんな感覚があるので、片足立ちはすっかり習慣になってきました。
70歳の老人が、片足立ちをしながら服を着替えています。
しかも、それがどんどんエスカレートしてきました。

イメージ画像
最近では、片足立ちのまま靴下まで履いています。![]()
周囲から見れば、さぞ滑稽な光景だろうと思います。
それを自覚したうえで、やっています。
ただし、転倒して怪我をしないよう、すぐにつかまれる物が近くにある状態で行うよう心がけています。
まさに、「転ばぬ先の片足立ち」です。![]()






















