フクロウ達に魅了され、今朝も逢いに行った。
そこで、フクロウの三角関係を目撃する事に。
まず、雄のフクロウ君が一人でいたので、挨拶をしたら、直後に彼は翼を拡げ、お向かいの樹へ。
私もそっちに行くと、彼は、クイックイッと鳴き初め、間隔を置いて、繰り返し、耳を澄ましていると、同じクイックイッが、どこか近くから返ってくる事に気づいた。どんな会話をしているんだろう？そして誰と？ 周りを見渡してみていると、少々離れた隣の樹に、二人のフクロウが、離れてたたずんでいたのを発見。そして、そのうちの一人とずっとクイックイッしていたのだった。
この森に、2人と思っていたフクロウだったが、もう一人いたのかと、ワクワクしながら、その場にしばらくいた。
と、ある瞬間、（最初から見ている、一人でたたずんでいる）彼が、意を決したように飛び立ち、大きな叫び声を上げて、隣の樹にいたフクロウの一人に、向かって行った。大きな翼を広げ、威嚇した。威嚇されたフクロウは、抵抗せず、すぐに、飛び去っていった。数秒後、私は、何が起こっていたのかをやっと理解した。彼は、こうしてお邪魔な雄を追いやって、意中の彼女に近づき、控えめだが確実に、彼女に存在感をアピールし始めたというわけだった。
この2人は、先日仲良くしていた2人。そこに、邪魔者が入りそうになったのを、必死に防いだフクロウ君、というストーリーだったのだ。これが人間の世界だったら、きっと言い争いになるのだろうが、森の世界ではとてもシンプルだった。もう一言加えると、こんな中で、女性フクロウの方は、凛とした姿を保ち、とてもカッコ良い感があった。
上の写真は、意を決して飛び立つ直前のフクロウ君。
これからも、森での生き方を見せて頂きながら、命の偉大さ、そして命の繋がり合いを感じて生きたい。
いつもありがとうございます。
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