私は上海で、BSで放送された対ナイジェリア戦を見ていた。

NHKだが、日テレの鈴木健が実況していた。


後半に入り突然、実況の声が聞こえなくなる・・・・。

衛星放送ではよくある出来事。中国だから仕方ない・・・・



無声になると視覚のみが頼りになり、選手達の動きが

リアルに読み取れるようになる。


74分 2点目を決められる。


ゴールを決めたナイジェリアの選手は、3回、4回とバク転、

バク宙で喜びを爆発させた・・・。


これを見ても、身体能力の差は明らか。

1,3億の日本人の中で、いったい何人がこんなことできるのか、と

考えると、やはり「だめなのか」と諦めたくもなってくる・・・。



しかしその後、75分以降は完全に日本の動きが良くなった。

開き直ったかのように、攻撃にスピード感が出てきた。


そして79分 豊田がゴール。


その後も再三惜しい場面を作るが、追いつけず。

75分から終了までは、あきらかに日本の攻撃が圧倒していた。



では、なぜ最初からあの動きができないのか!?

そこが「日本の弱さ」だと、私は思う。


北京の公式発表では湿度50%とあるが、明らかに大陸の

湿度はもっと高い。気温32度。後半のスタミナを考えると、

自重するのもしかたないのか?


いや、自重する余裕など日本にはないはずだ。

あの高い身体能力、リーチの長さ。全てにおいて勝てる要素の

ない日本は「気持ち」で勝るほかにどう勝てるというのか?


交代枠は3人ある。

とにかく先制点を奪取し、相手を霍乱、主導権を握ることが

勝機へ導くはずなのに。それができないのは、各選手

一人ひとりに「心の余裕」がありすぎるのだ。


悪い意味での「余裕」。

彼らにはまだまだ未来がある。ワールドカップもあと2回は

チャンスがあるだろう。日本へ帰ればクラブチームが待ってるし、

特に生活に困ることもない。


彼らが日本代表にまで、のぼり詰めた「努力」「運」そして

類まれな「能力」は賞賛すべきだろう。しかし、彼らは金に困る

こともなく、日本へ戻っても一時的な非難を逃れれば、また

優遇された競技生活に戻っていく。



世の中には、人生を賭けて闘っている人もいる。


私も一人のベンチャー企業家として闘っている。

当然だが、日本代表とは違い、移動費、宿泊費も全て自腹。

会社が倒産すれば負債を抱えることとなる。

だから、命がけで闘っている。


彼ら日本代表の遠征費も我々の税金が支えている。



強い日本は、どこへ行ってしまったのか・・・。


大国ロシアを打ち破り世界を驚かせた日露戦争。無謀にも

アメリカと果敢と立ち向かったWW2。あのときの日本人は、

「死ぬ気」の覚悟で大国に臨んだはずだ。


オリンピックは勝ち負けが全てではない。

しかし、我々の代表としてサッカー「日本代表」がどこまで

「死ぬ気」で闘ったのか!?


日本の経済は徐々に緩やかな衰退へ向かっている。

世界の注目も、「日本」ではなく、「中国」や「インド」へ移りつつ

ある。



強い日本は、いったい どこへ行ってしまったのか・・・・。



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