「第3回 大雪山ウルトラトレイル 40km」に参加して〜後編
朝8時スタート!
キャンプ場の芝生を走り、すぐにアスファルトの道路そして山のほうに向かって走りだしました。
記録を狙うようなレベルでは無いのでとにかくリラックスして景色を楽しみながら走ることにしたのですが、しばらくすると雨が振り出し、顔に雨があたり気持ち良いくらいでした。
途中から、林道に入っていきましたがその途中で道路に縞模様のある動物が車に轢かれて・・・シマリスが轢かれちゃったんですね。こういうことはこのあたりなら普通にあるんでしょうが。
林道のゆるい傾斜をのぼったりおりたり。けっこうみんな走っていたので自分もこのあたりはけっこう走りました。下りはいつものようにスピード出ちゃうし。
ときおり遠くの景色も眺められるくらい気持ちの良い林道でしたが、まだまだ序盤。
初めてのエイドでコーラもいただき元気に走っていました。
オケイナイ林道っていうあたりはけっこうアップダウンもあり、けっこう気持ちよくダウンヒルを下っている、次のエイドに。ほぼ2時間程度で16kmくらい進んでいました。
順調順調。
で、このエイドあたりから25kmのグループがスタートします。
そのスタートの数分前に、通過しました。
そして、25kmのグループの速いランナーにあっという間に抜かれました。
これは想定内。
ただ、25km以降はすぐに上りになるのは知っていたのでここからしっかりしなくちゃと、無理せずストックも使い脚をあまり使わないようにして早歩きを中心にしました。
林道が終わり、登山道に入る手前「平山登山口」のエイドでトイレを借りて、コーラそしてVESPA Proを投入。ここからが本格的な上りが始まります。
すると、
いきなり、岩がごつごつの登山道。
少しは足場のいいところはあるのか・・・という淡い期待は簡単に打ち砕かれ、岩ゴツゴツの上りをずっと行くしかありません。
このあたりで、だんだん嫌になてきて、「ああ、やっぱりトレランはキツイなあ」「出るんじゃなかった」とかネガティブモードに。
ただ、ほとんどがシングルトレイルで前後にランナーがいるので、立ち止まる余裕があまりありません。仕方なく、ずっと休みなく登っていきました。
途中、休んでいるランナーがいると「失礼します」と言って抜いていきましが、しばらくすると今度は自分が休みたくなり、先ほどの休んでいたランナーが自分を抜いていくという、ほぼ同じメンバーが同じ位置にいました。
途中、きつくなりレッドブルを飲みました。そうすると、やっぱり効くんですよね、レッドブル。
なんとか、気持ちも前向きになり上り続けることができました。
すると目の前に、白いものが!雪渓が!
そして右側には大きな雪渓が現れ、そこから水が滝のように流れていて、ランナーが声をあげていました。
ずっと動いていて身体はヒートアップしていて、汗も流れているところでこの冷たい水は美味しかったです!さらに雪渓の冷たい空気が流れてきて気持ちいい!
<素晴らしい雪渓>
あと、どれくらいでピークアウト?
そのあとも、ずっとそればかり考えて登っていました。
ようやく、目の前が開けてきて、
「お?もしかして、ピーク?」
しかし、残念ながらまだまだ先。
そこからは高山植物と岩で覆われた山肌を登っていくしかなく、じっくり攻めました。
そしてようやく、人の気配・・・。
「やった~ピークアウト!」
ここからは、しばらく稜線を歩くことがルール。
(って、これまでもずっと歩いていましたから代わりはありませんが)
で、この稜線は確かに快晴あら最高の景色だったでしょう。
でも曇り空、雨はそれほど振っている感じもなく快適に歩き続けました。
ただ、この風の強い場の稜線は歩きにくい。
そしてじっとしてたら、完全に低体温で死ぬかも・・・と、ふと、近くの「トムラウシの事故」のことを思い出しました。ちょうど7月のこのような時期に起きた遭難事故でした。
そんなことを思いながらも進んでいるとやっと比麻良山(ヒマラヤマ?ヒマラヤ?)へ到達。ここからは走っても良い・・・というのですが、ところがどっこい。そんなスキルも体力もなく足早に進むのが精一杯。
そのうちに、とんでもない鎖場!そして、そこから黒い土のヌルヌル地獄が始まりました。
関東の粘土のようなヌルヌルではありませんが、柔らかいぬかるんだ黒土は滑りだすと踏み込めずずるずる行ってしまいます。
恐る恐る、ストックを駆使し、また草木に捕まり降りて行きました。
途中、本当に何度も泣きそうになりながら。
「こりゃ、やばい!」
そんな場所何箇所もありました。
ようやくヌルヌル地獄が終わったかと思ったら、今度は走り幅跳びでもしないと超えられないような沢を飛び越え(小柄な女性ランナーはあそこはどうしたのだろう?)、そうするとまたヌルヌル地獄。
なんども転倒しそうになりながらも、ようやく二の沢稜線のエイドに。
ここでは、自衛隊の方が上流からの美味しい水を供給してくれていたので、カラのボトルにも入れてもらいたくさん飲みました。キンキンに冷たい沢の水は最高に美味しい!!!
そして、次の有明山へ・・・また、ヌルヌルの下りと、しがみついて上るような山肌を上るという繰り返し。
やっと有明山。
でも、あとひとつ、天狗岳を登らないと。
また、ヌルヌル地獄と山登り。
この繰り返しで、本当に精神的に集中力が切れそうになりました。
時間も気になる。
すでに、1時は過ぎていて、2時。あと2時間でゴールできるのか?
心配になってきました。
途中、声をかけてくれた若いランナーがいて、「幾つかわかりませんが、よく頑張ってますね!?」と言われました。「56歳だよ!」と言って追いかけましたが、こちらがハセツネのTシャツを着ているのをみてそう思ったのかも。
途中、予備のレッドブルを飲み干し、なんとか天狗岳を通過!
あとは、ダウンヒルだけ・・・。
スキー場のリフトがあるあたりからずっと下ります。
これが、けっこうキツイ!
ずっと下りで脚が休まらない。
止まらない。
もはや、指も痛くて、たぶんまた黒爪が・・・。
ときどき休みながらも下っていきました。
そうして、ようやく林道に出て、開けたところ・・・。アスファルトの道路に出ました。
ここまでくればあとは1km。
最初、ゆっくり歩いていこうと思いましたが、けっこう雨も強くなってきたので、走ることに。それが意外に走れて、ゴール会場の手前の誘導スタッフのところまで一気に走りました。
そして、ゴール会場の芝生に・・・笑顔でゴールしました。
ちょうど、表彰式を始めた頃らしいですが、なんと想定以上に早く3時半くらいにゴールできました。
キャンプ場の芝生を走り、すぐにアスファルトの道路そして山のほうに向かって走りだしました。
記録を狙うようなレベルでは無いのでとにかくリラックスして景色を楽しみながら走ることにしたのですが、しばらくすると雨が振り出し、顔に雨があたり気持ち良いくらいでした。
途中から、林道に入っていきましたがその途中で道路に縞模様のある動物が車に轢かれて・・・シマリスが轢かれちゃったんですね。こういうことはこのあたりなら普通にあるんでしょうが。
林道のゆるい傾斜をのぼったりおりたり。けっこうみんな走っていたので自分もこのあたりはけっこう走りました。下りはいつものようにスピード出ちゃうし。
ときおり遠くの景色も眺められるくらい気持ちの良い林道でしたが、まだまだ序盤。
初めてのエイドでコーラもいただき元気に走っていました。
オケイナイ林道っていうあたりはけっこうアップダウンもあり、けっこう気持ちよくダウンヒルを下っている、次のエイドに。ほぼ2時間程度で16kmくらい進んでいました。
順調順調。
で、このエイドあたりから25kmのグループがスタートします。
そのスタートの数分前に、通過しました。
そして、25kmのグループの速いランナーにあっという間に抜かれました。
これは想定内。
ただ、25km以降はすぐに上りになるのは知っていたのでここからしっかりしなくちゃと、無理せずストックも使い脚をあまり使わないようにして早歩きを中心にしました。
林道が終わり、登山道に入る手前「平山登山口」のエイドでトイレを借りて、コーラそしてVESPA Proを投入。ここからが本格的な上りが始まります。
すると、
いきなり、岩がごつごつの登山道。
少しは足場のいいところはあるのか・・・という淡い期待は簡単に打ち砕かれ、岩ゴツゴツの上りをずっと行くしかありません。
このあたりで、だんだん嫌になてきて、「ああ、やっぱりトレランはキツイなあ」「出るんじゃなかった」とかネガティブモードに。
ただ、ほとんどがシングルトレイルで前後にランナーがいるので、立ち止まる余裕があまりありません。仕方なく、ずっと休みなく登っていきました。
途中、休んでいるランナーがいると「失礼します」と言って抜いていきましが、しばらくすると今度は自分が休みたくなり、先ほどの休んでいたランナーが自分を抜いていくという、ほぼ同じメンバーが同じ位置にいました。
途中、きつくなりレッドブルを飲みました。そうすると、やっぱり効くんですよね、レッドブル。
なんとか、気持ちも前向きになり上り続けることができました。
すると目の前に、白いものが!雪渓が!
そして右側には大きな雪渓が現れ、そこから水が滝のように流れていて、ランナーが声をあげていました。
ずっと動いていて身体はヒートアップしていて、汗も流れているところでこの冷たい水は美味しかったです!さらに雪渓の冷たい空気が流れてきて気持ちいい!
<素晴らしい雪渓>
あと、どれくらいでピークアウト?
そのあとも、ずっとそればかり考えて登っていました。
ようやく、目の前が開けてきて、
「お?もしかして、ピーク?」
しかし、残念ながらまだまだ先。
そこからは高山植物と岩で覆われた山肌を登っていくしかなく、じっくり攻めました。
そしてようやく、人の気配・・・。
「やった~ピークアウト!」
ここからは、しばらく稜線を歩くことがルール。
(って、これまでもずっと歩いていましたから代わりはありませんが)
で、この稜線は確かに快晴あら最高の景色だったでしょう。
でも曇り空、雨はそれほど振っている感じもなく快適に歩き続けました。
ただ、この風の強い場の稜線は歩きにくい。
そしてじっとしてたら、完全に低体温で死ぬかも・・・と、ふと、近くの「トムラウシの事故」のことを思い出しました。ちょうど7月のこのような時期に起きた遭難事故でした。
そんなことを思いながらも進んでいるとやっと比麻良山(ヒマラヤマ?ヒマラヤ?)へ到達。ここからは走っても良い・・・というのですが、ところがどっこい。そんなスキルも体力もなく足早に進むのが精一杯。
そのうちに、とんでもない鎖場!そして、そこから黒い土のヌルヌル地獄が始まりました。
関東の粘土のようなヌルヌルではありませんが、柔らかいぬかるんだ黒土は滑りだすと踏み込めずずるずる行ってしまいます。
恐る恐る、ストックを駆使し、また草木に捕まり降りて行きました。
途中、本当に何度も泣きそうになりながら。
「こりゃ、やばい!」
そんな場所何箇所もありました。
ようやくヌルヌル地獄が終わったかと思ったら、今度は走り幅跳びでもしないと超えられないような沢を飛び越え(小柄な女性ランナーはあそこはどうしたのだろう?)、そうするとまたヌルヌル地獄。
なんども転倒しそうになりながらも、ようやく二の沢稜線のエイドに。
ここでは、自衛隊の方が上流からの美味しい水を供給してくれていたので、カラのボトルにも入れてもらいたくさん飲みました。キンキンに冷たい沢の水は最高に美味しい!!!
そして、次の有明山へ・・・また、ヌルヌルの下りと、しがみついて上るような山肌を上るという繰り返し。
やっと有明山。
でも、あとひとつ、天狗岳を登らないと。
また、ヌルヌル地獄と山登り。
この繰り返しで、本当に精神的に集中力が切れそうになりました。
時間も気になる。
すでに、1時は過ぎていて、2時。あと2時間でゴールできるのか?
心配になってきました。
途中、声をかけてくれた若いランナーがいて、「幾つかわかりませんが、よく頑張ってますね!?」と言われました。「56歳だよ!」と言って追いかけましたが、こちらがハセツネのTシャツを着ているのをみてそう思ったのかも。
途中、予備のレッドブルを飲み干し、なんとか天狗岳を通過!
あとは、ダウンヒルだけ・・・。
スキー場のリフトがあるあたりからずっと下ります。
これが、けっこうキツイ!
ずっと下りで脚が休まらない。
止まらない。
もはや、指も痛くて、たぶんまた黒爪が・・・。
ときどき休みながらも下っていきました。
そうして、ようやく林道に出て、開けたところ・・・。アスファルトの道路に出ました。
ここまでくればあとは1km。
最初、ゆっくり歩いていこうと思いましたが、けっこう雨も強くなってきたので、走ることに。それが意外に走れて、ゴール会場の手前の誘導スタッフのところまで一気に走りました。
そして、ゴール会場の芝生に・・・笑顔でゴールしました。
ちょうど、表彰式を始めた頃らしいですが、なんと想定以上に早く3時半くらいにゴールできました。




