伊南川ウルトラマラソン 奮闘記 最終回

順位もわからない。
ただ、よくよく考えると、5km以上のほぼ登りのみのトレイルがあり、あれだけの雨と寒さのなか、よく戦えたと思う。
エネルギージェルは前半30kmあたりで、ほぼ消化。あとは、エイドの果物と飲み物、そして、ベスパ3個など。
暑さに弱い自分にとってはむしろ寒くて良かったのか?とも感じた。
ホテルへ向かうバスは5時10分過ぎに発車した。ホテルまでの道は、まだ戦っているランナーがいるコースをしばらく逆走する。
すでに、真っ暗くなっている道を、黙々と走る、歩くランナーに涙が出た。
気温はきっとかなり下がっているはず。
スタートの時に感じた違和感。
ヘッドライトをつけ、上下防寒を着込んだランナーがいたことは、この時その理由がわかった。早朝だけでなく、ゴールまで、また暗くなり寒くなる、そういうレースだったのだ。
ホテルには6時前に到着し、すぐに風呂に入り、ようやくカラダの芯が温まった。
それでも、レースは9時まで続く。
諦めず走り続けるランナーを思うと胸が熱くなった。
結局、このレースを含め、今年の1月からのレースは、ほぼ満足のいく結果だったかもしれない。
フル3本ともにサブ3.5。
その後、甲状腺炎で、走れない時期もあったが、なんとか乗り越え、6月の隠岐の島では、11時間4分という自己ベスト。
さらに、その後はハセツネに向け安走会でのスタッフをしながら練習し、ハセツネも自己ベストの15時間50分。
そして、念願の伊南川での完走と、数少ないレース参加ではあったが、しっかり結果を出せたことに不満は無い。
やはり、この世界も練習だけでなく経験も生きる。装備も重要。
しかし、
前回できたことが、翌年もできるとは限らない。
館山、泉州、京都
それから、三浦。
隠岐の島、ハセツネ、伊南川と
一緒に走った仲間がいて、刺激しあいながら、また、励ましあいながら、心を強く持って諦めない。
それが結果。そして、自分が得た今年の宝物だったように思う。
このあと、今年は、大田原と奈良のレースを入れているが、仕事で練習もできず、また、休めないかもしれないので、まずは、これで今年も終わりかな…。
伊南川が終わったころに、メールが届いていた。
今年のハセツネの安走会関係で集まろうというお誘い。
走っていて良かった。
また、11月は横浜国際女子マラソン。
ラン仲間を応援したい。
まだまだ走れる。
最高に寒くて、最高に熱かった伊南川も、もうすぐ、冬…