伊南川ウルトラマラソン 奮闘記 3 | 走りながら、食べて、聞いて、考えて!

伊南川ウルトラマラソン 奮闘記 3

気温2度。
多分体感温度は零下。そして、雨もみぞれだったかもしれない。
しかし、ランナー。いったん冷え切ったカラタがもとにもどるには、そう時間は要しなかった。
特に下り坂では自然と腕も振れ指先がジンジンしてきた。

ようやく中間地点。
ここで、とにかく着替えをして後半に臨みたかった。

53km中間地点でドロップバッグを受け取り、早速着替え。と、そこでまんもさんに会った。
トレイル途中でワラーチの紐が切れ、また、足も怪我をしたので引き返したとのこと。この寒さの中、短パンで、素足にワラーチで…という凄いアスリートをも、このコースは打ちのめしてしまったのか?

着替えを済ませると、豚汁とおにぎり1個をいただき、すぐにリスタートした。
あと半分もある。

ここからは、毎度のこと一番自分の弱さがでる距離。
どうも50~60kmあたりは、いつもだれてしまう。残りまだ40kmもあるという気持ちがそうさせるのか…。

途中、何度か歩きたくなるが、それでも足を前に出して、ナオトインティライミのBraveを浮かべながら走り続けた。

前後には200mほど離れてランナーがいるくらいでほぼ単独走。

往路で使用したトイレ近くのエイドで道を聞くと、その先しばらく行くと、二つめの山登りが始まるれしい…。やれやれ。
しかし、行くしかない。

この頃になると雨は弱まりつつあった。
中間地点で着替えた長袖シャツが今度は暑苦しい感じがした。トレンドフライヤーも腰に巻いて走った。

右折…
ああ、上り坂。
いったいどこまで続くのだろうか。

ここからは我慢のしどころ。
あまりスピードを落とさぬよう、早歩きを心がけ歩くことにした。

ひとり元気なランナーが自分を抜いていった。
このあたりでようやく写真を撮った。
見事な紅葉だった。

途中、腸腰筋が痛くなり、痛み止めを飲んだ。これが、比較的あとから効いてきて正解だった。

どこまでも続く坂道に思えた。

ようやくエイド。

そこで、どこまで坂道が続くのかを尋ねると、あと3kくらいらしい。

よし、それを信じ走ることにした。

しばらく我慢の上り坂。
と、思いのほか早く、トンネルが見えた。
トンネルはたいていピークに造られる。と、いうことはここからは下りか⁈

トンネルに入ると俄然元気が出て走った。
このトンネルから途中のエイドで給水するまでノンストップ。その後もおよそ85km地点あたりまで、ずっと走れた。
それもほぼキロ6をきって。
約20kmを60km以上走ってきた脚でも、激走できた。
これには自分でも驚いた。

とにかく足に痛みが少ない。
痛み止めの薬も効いたとは思うが、それ以上に、HOKAのシューズは坂道に強かった!足を出せば進んだ。
自分の脚じゃないくらい、自分はコースをナビゲートすればいいだけで脚は勝手にローリングしてくれた。

85km。
ここまでくればもう大丈夫…。と、思ったが、この先、意外にも長かった。
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