ハセツネカップ 完踏記 1 | 走りながら、食べて、聞いて、考えて!

ハセツネカップ 完踏記 1

今回のハセツネカップのさまざまなデータをまず記録しておく。

気象状況
スタートの1時間前まで雨天。
気温は23度くらいで武蔵五日市の駅から会場まで歩いてくるだけでけっこう蒸し暑かった。
午後1時のスタート時点では雨はすっかり止み陽もさしだした。
その後は徐々に回復し、月夜見では満天の星空。翌日は快晴となった。
しかし、ほぼ深夜の三頭山山頂では多分5度程度まで下がっていたと思う。
ピークでは自分の吐く息が白かった。

ウエアリング
トップスは、パタゴニアのジップアップ半袖、ファイントラックのアンダーウエア。
ボトムスは、ワコールのアンダーに、アシックスのショートスパッツ、そして、パタゴニアのショートパンツ(ジッパーのついたポケット3~このジッパー付のパンツは必需品)
その他、頭はバンダナ、c3fitのゲイター、ソックスは5本指。
シューズはスポルティバのスカイライト。そしてモンベルのシューズゲイター。

予備として、アームウオーマ、Tシャツ、ファイントラックアンダー、ソックスを防水パックに入れてザックに。また、雨具防寒として、モンベルの薄手の上下にトレントフライヤー、防水キャップ。なお、これらは結局一切つかわなかった。

装備
ザックはキャメルバックの16Lくらい容量を広げられるもの。
飲料は500mlのポカリを水で薄め2L、予備水は1L、レッドブルを少し水で薄め300ml。
(飲料消費状況は、2Lのポカリ薄めがコース中間地点の三頭山山頂までは余裕でもった。鞘口峠手前で予備の水を補充した)

食糧はおにぎり2個、キュウリ塩漬け2本(レース中は実際にはおにぎり半分。キュウリ1本のみ。なお、スタート前の昼食でおいなりさん3個とキュウリ1本を食す)

行動食は、ハニースティンガーを5本フラスコに入れて水で薄めた。
その他、種無しプルーン、キャラメル、ミニスニッカーズ、カリカリ梅、ナッツなど。
サプリメント(WGHとBCAA)にVespa5個などをちょっと大きめのウエストポーチに入れて行動した。
(行動食の消費量はフラスコ分は全て消費。種無しプルーン1個、カリカリ梅1個、Vespa1個、WGH3個、BCAA1個程度)

その他
風邪薬、胃薬、痛み止め、目薬、カフェインキャンディなど。
ライトは、ペツルミオヘッドライト、ハンドライト、予備でミオ。
(ザックの胸あたりに1個スタート時より取り付けておいたので、暗くなってすぐつけることができ便利だった。また、第一CPの浅間峠まではストックが使えないので、両手が空いていたために、右手でGENTOS SENのハンドライトが使え十分であった。浅間峠で、ストックを使用するので、ヘッドライト(MIO)と胸に取り付けた2灯で十分しのげた。また、工夫としては前後のランナーがいる場合や登り斜面などのときはライト1灯にして節電。降りのときや単独になったときだけは2灯を使った)
なお、すべて、初期はリチウムイオン電池をセット。予備電池は2灯分のアルカリ。
ストック、エマージェンシーシート、エマージェンシーキット、三角巾、非伸縮テーピング、熊鈴、コンパス、地図など山の必需品一式。携帯電話。小銭など
その他、グローブ、Garmin、速乾タオルなど。

浅間峠を過ぎてから、徐々に気温が下がり三頭山頂上では多分、Tシャツ1枚だったら寒かったと思う。実際に、西原峠付近からは、長袖のジャケットを重ねているランナーが多かった。
自分は、ファイントラックのインナーの効果か、全く寒さは感じずむしろ三頭山山頂で吹く冷たい風が心地よかったくらいだった。
さらに、速乾タオルも汗をすばやく吸収し、極力ウエアに残らないようにするので、汗冷えを予防できたかと思う。
ラン仲間もブログで書いていたが、エマージェンシーシートは必携。自分の命を守るためにも、もしこれからトレイルランをされる方は必ず一つは購入し常に持って行動すべきと思う。
さらに、非伸縮のテープもたいへん役立った。もし、テーピングを持ち忘れたら、捻挫したあとに足首や手首を固定できず完走できなかったと思う。捻挫の際のテーピングテクニックも習得必須と感じた。


最終記録 No.5383

第一関門(浅間峠)  6時間10分26秒  1771位
第二関門(月夜見)  11時間44分5秒  1512位
第三関門(長尾平)  16時間55分36秒  1346位
ゴール        19時間38分27秒  1386位