ハセツネ完走に向けて(6) | 走りながら、食べて、聞いて、考えて!

ハセツネ完走に向けて(6)

午後8時ころの奥多摩行きの電車内。
普段とは違う世界。
こんな時間にもはや上り電車もなくなり帰宅することはできない、こんな時間に、終着駅にぞろぞろ降りていくヘンな集団。

ザックにストックなどをもって、ランニングウエアにごついシューズを履いた集団。
みな、こんな時間から、山に入っていく。

こんな時間だから、月明かりしかないので、みなライトを頭に装着したり、複数のライトを準備する。

9時ころにほぼ全員が駅前に集まり、受付も行い、そのあと9時15分くらいから山にハセツネコースでいうとほぼスタートから50km地点のオオダワに向けて歩きだした。

まだ、歩き出しは皆元気。おしゃべりも盛り上がり、まさに深夜のピクニック。
おまけに、この日は満月に近いお月様が夜空で輝いていてけっこう明るい。

ヘンな集団は、各自のライトの電池を気にしながらも林道を歩いていく。ところどころ台風の被害で地すべりやガレキが飛び出しているところもあるが比較的歩きやすいし、思った以上にきつい坂ではなかった。

オオダワ到着。
公衆トイレのある付近には、ワンボックスの車などが2台ほど止まっており、練習にきた人たちかと思えば全く関係の無い一般の人だったらしく、テントの中で酒を飲んでいるせいか、時折大声で叫んだりしている。

ここで、なんとこの日西原峠から走って合流するツワモノがいるらしく、そのメンバーを待ったり、講師の田中正人さんを待ちつつ、食事をしたりトイレにいったりしてすごした。

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無事、西原峠から夜間走をしてきた人たちも、また田中さんもこられ スタッフの紹介やさまざまな注意点を教えてもらう。
特に、今回は、女性も三分の一くらいいるし、自分のような初夜間トレランのものも多いということで、前後に3つくらいにグループ分けしてくれて、自分のスキルにあわせて走れることにほっとした。

早速、ヘンな団体が、動き出した。

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自分はヘッドライトにウエストライトの2灯を基本にして、ダブルストックを活用してアップダウンをしのぐつもり。

最初からけっこう飛ばしている人もいるけど、自分は真ん中くらいに位置し走る。
しかし、それでも後ろから速そうな人もいるので、どんどん譲る。後ろから迫られているのってどうも気分良くないし。

そうしているうちにほぼ自分の実力に近いグループで動いていることに気づく。
ライトはすこぶる調子がいい。ヘッドライト正解!
またウエストライトが足元をしっかり照らしてくれるのでとっても安心。
このうえ、月明かりと前後のランナーの灯りが進行方向全体を照らしてくれるので比較的暗さを感じない。

また、ダブルストックを初めて使用してみたが、これがなかなかいい。
平坦なところでもスピードが出せるし、下りやのぼりでの使い勝手もいい。
下りの恐怖心も、まわりが暗いせいかあまり気にならずけっこう、集中力を維持して走れた。

途中、途中で田中講師やスタッフの説明があったがとても参考になった。
(ただ、ちょっと寒かったけれど)

大岳山を登るところでは、先行グループがどんどん先に行ってしまうので、自分の前が完全に開いてしまい、コースが間違っていないのか?不安になった。こういうことが本番では起きる可能性が十分ある。
一人で夜道を走れるか?

大岳山頂上ではダブルストックの講習。
そのほか長尾平ではグッズの講習。安全講習会の話もあり。
そして、日の出山では、エマージェンシーシートの使い方。
なんだかとっても勉強になったし、楽しかった。


実際には20km程度しか走っていないが、辛い面もあったけど楽しかったほうが多かった。

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日の出山頂上で眺めた朝焼けは最高に気持ちよかった。感動した。
これだから、やめられないんだ・・・と痛感した。


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深夜0時から、途中何度も休んで6時間程度でゴール地点に着いた。
ということは、体力さえ温存できれば、18時間程度のゴールが見えてきたと思う。

さて、次は、まだ走っていない第二区間。大ボスの「三頭山」攻略だ!