2011年第六回隠岐の島ウルトラマラソン 完走記その5 「走れない」 | 走りながら、食べて、聞いて、考えて!

2011年第六回隠岐の島ウルトラマラソン 完走記その5 「走れない」

ウルトラマラソンではたいていい中間地点付近に、食事や着替えなどができるレストステーションを設けている。
この大会でも、48.5km地点に設置してありそこで、汗でびっしょりになったウエアを着替えたり、足が膨らんでしまったときにちょっと大きめのシューズを履き替えたり、後半からのスタミナ補給のためにしっかり食べるスペースを用意している。

レストステーションに到達し、まずは自分の着替えなど預けてある荷物を受け取る。
妻も自分を見つけ、着替えスペースに。
まずは、足の痛みを解消するために、シューズの交換。
そして、ウエアも汗びっしょりだったので用意していた、トレイルランナー奥宮さんのTシャツに着替えた。神頼みだ。

そして、食事スペースに行き、カレーやそうめんを食べた。コーラも飲んだ。RED BULLも飲んだ。とにかくなんでもパワーになるものが欲しかった。

さらに、本当は足をアイシングすれば楽だったかもしれないが、レストステーションに着いたのは、多分、6時間ぎりぎりだったと思う。だから、あまりゆっくりしていたら、川内選手に会うことはできない。

多分、過去4回の大会で、今回は一番短いレストだったと思う。

すぐに、妻に次のエイドで会うことを約束し走りだした。

と、足がどうも具合悪い。

シューズはAsiccasのものに変えたのだが、各メーカー足型は特徴があるのか、踏み込みのかんじが全然違う。これは少し後悔したのだが、履き替える余裕はないので、そのまま走り続けることにした。

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50kmを過ぎた。

50kmのレースのスタートにはまだ、30分以上余裕があった。

しかし、実はこのコースで一番嫌いなところ。

田んぼのあぜ道のようなところをぐるぐるまわるのだ。
平坦だから疲れないように思うが、なかなか進まないような気がして精神的に一番嫌いなところ。

時々後ろを振り返りつつ前に進む。


このあたりから、脚の痛みが増してきた。
太腿だ。

自分でも気をつけていたつもりだが、坂道でのぼりは歩くとも、それをリカバリーするためにくだりをキロ5分程度で降りていた。これが太腿にこたえた。
太腿の前部だから完全にそのせいだ。
昨年も、同じような作戦だったが、大会直前まで鍛えていたせいでなんとかもったのだが、今回は10日間の休養が完全に筋肉を怠けさせてしまっていた。

走らなくちゃ、と思うが、すぐに立ち止まりたくなる。
脚が痛くて、走れない。

まいった・・・。

そして、50kmのスタート時刻になった。

まもなく、川内選手が追いかけてくる。

振り返りつつ、ずるずる走っているときに、レストからおよそ4kmほどで川内選手は抜いていった。
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かっこいい。
「川内さん、がんばれ!」といったら、「はい!」って応えてくれた。
すごい。

あんなふうに走れたら・・・・。


隠岐の島のコースはやはり、ここからが厳しいのかもしれない。
後半に、3つの山がある。これを乗り越えないといけないのだが・・・。
まずは、平坦な海岸線をいく。
途中、手堀でつくった福浦トンネルを抜け、それから、山道に入る。

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ここからが地獄だった。